【2022年最新】食品メーカー売上ランキングTOP50 1位は明治、2位は日本ハム

国内の食品メーカーの売上ランキングTOP50位をまとめています。

食品メーカー各社では様々なブランドや商品を展開していますが、どの企業が人気があって、どの企業の売上が高いのでしょうか?

この記事では国内の食品メーカーの売上ランキングTOP50位と、各社のトピックスを紹介しています。

普段のご自身のお買いものや、マーケティングに活用いただけると嬉しいです。

食品業界の市場規模は42兆円

財務省の調査によると、食品製造業(メーカー)における業界の市場規模は、現在42.1兆円を超えています。

42兆円という市場規模は、国内でも大きな市場ではありますが、実は2018年から減少傾向にあります。

ここ10年の食品メーカーの市場規模でいうと、

  • 2011年度 50兆7,000億円
  • 2012年度 47兆7,000億円
  • 2013年度 42兆7,000億円
  • 2014年度 44兆円
  • 2015年度 44兆5,000億円
  • 2016年度 45兆2,000億円
  • 2017年度 45兆円
  • 2018年度 45兆5,000億円
  • 2019年度 44兆1,000億円
  • 2020年度 42兆1,000億円

市場規模が上がるタイミングもありましたが、ここ10年間でいうと残念ながら減少傾向にあります。

特に近年はコロナの影響もあり、

  • 消費者向け ○
  • 業務用 ✕

と、消費者向けの食品は堅調ですが、レストランをはじめとした外食店舗が営業ができないこともあり、卸の業務用食品の売上が下がっているということが大きな要因です。

関連記事:【2022年最新】飲食業界・外食チェーン企業 売上ランキングTOP50

以下でご紹介するランキングで前年売上を割ってしまっている食品メーカーは、メイン商品が業務用食品の企業が大きく売上が減少しています。

練馬聡一
練馬聡一
ちなみに外食チェーンの売上ランキングの1位はゼンショーホールディングス、2位はすかいらーくグループ、3位はマクドナルドです。

国内で1兆円を超える食品メーカーは4社

なかなか苦戦を強いられる食品メーカーですが、売上高として1兆円を超えている企業は以下の4社です。

  1. 明治ホールディングス
  2. 日本ハム
  3. 味の素
  4. 山崎製パン

詳しくは以下のランキングで紹介しますが、上記の食品メーカーは日本の誰もが知っていると思うのですが、日本国内で売上1兆円を超えている食品メーカーは4社しかありません。

各社スーパーや小売店への卸による流通チャネルがメインではありますが、食品メーカーもECサイトを活用して直接消費者に販売するDtoCモデルも盛んになってきています。

小売店向け卸販売、業務用向け卸販売、ECサイトによるDtoC販売という販売チャネルが大きなシェアを占めていますが、では本題の食品メーカー売上ランキングTOP50位と、各社のトピックスを以下ご覧ください。

食品メーカー売上ランキングTOP1位~10位

順位 企業名 主力商品 売上高 本社
1 明治HD 発酵デイリー食品、加工食品、菓子 1兆1917億円 東京
2 日本ハム ハム、ソーセージ、その他肉加工品 1兆1761億円 大阪
3 味の素 調味料、加工食品 1兆714億円 東京
4 山崎製パン 食パン、菓子パン、和洋菓子 1兆147億円 東京
5 マルハニチロ 冷凍食品、その他加工品 8625億円 東京
6 伊藤ハム米久 ハム、ソーセージ、その他肉加工品 8426億円 東京
7 日清製粉グループ 製粉、加工食品、健康食品 6794億円 東京
8 日本水産 冷凍食品、フィッシュソーセージ、水産加工品 6564億円 東京
9 雪印メグミルク 牛乳、乳飲料、バター、チーズ、乳製品 6151億円 東京
10 森永乳業 乳製品、飲料、デザート 5835億円 東京

※売上高の青字は前年増赤字は減少、黒字は横ばいです

1位 明治ホールディングス:1兆1917億円

食品メーカー売上ランキング1位にランクインしているのは、乳製品をはじめ菓子やアイスを展開している「明治ホールディングス」で、売上高は1兆1,917億円で、前年比は-4.9%となっています。

  1. ヨーグルト・プロバイオ(乳製品全般)
  2. ニュートリション(ザバスや乳児用ミルク)
  3. チョコレート

食品の分類としては大きく3つに分けており、明治の牛乳やブルガリアヨーグルト、R-1やLG21をはじめ、スーパーでは見ないことのない有名ブランドを多数展開しています。

練馬聡一
練馬聡一
食品だけでなく、薬や農薬などの医薬品にも力をいれています。

2位 日本ハム:1兆1,761億円

2位にランクインしているのは、シャウエッセンや豊潤でおなじみの肉加工品をメインで扱う「日本ハム」です。売上高は1兆1,761億円で、前年比-0.4%となっています。

決算資料の情報としても、すべての事業において「消費者向け卸」は好調に推移しましたが、業務用卸は約2割減となっています。

3位 味の素:1兆714億円

3位にランクインしてるのが、調味料でおなじみの「味の素」です。売上高は1兆714億円となり、前年比が-3%で推移しています。

前年比で売上が下がってしまった事業体としては、

  • 調味料・食品 96%
  • 冷凍食品 93%
  • ヘルスケア 103%

上記のようにメイン商品が若干減少傾向にあります。

4位 山崎製パン:1兆147億円

4位にランクインしているのが、食品メーカーにおける1兆円企業最後の4社目「山崎製パン」で、売上高は前年比-4.7%の1兆147億円です。

消費者向けの主力商品である食パン部門の売上高は956億円(-1%)でしたが、

  • ロイヤルブレッド ○
  • ダブルソフト ○
  • サンドイッチ用食パン ✕

となり、サンドイッチ用の食パンが苦戦しています。

その他菓子パン部門の売上高は3,408億円(-5.7%)、和菓子部門の売上高は346億円(-2.3%)と、減少傾向にありますが、コンビニスイーツなどの洋菓子部門は、1,398億円(+1.7%)と好調に推移しています。

練馬聡一
練馬聡一
最近セブンイレブンやその他コンビニも、パンもオリジナル商品ばかりでつまらないですよね。。山崎製パンをもっと仕入れてほしい泣。

食品メーカー売上ランキングTOP11位~20位

順位 企業名 主力商品 売上高 本社
11 ニチレイ 冷凍食品、加工食品、水産品 5727億円 東京
12 キユーピー マヨネーズ、ドレッシング、素材食品 5311億円 東京
13 日清食品HD レトルト食品、カップラーメン 5061億円 東京
14 キッコーマン 醤油、調味料 4681億円 千葉
15 プリマハム ハム、ソーセージ、その他肉加工品 4335億円 東京
16 東洋水産 インスタントラーメン、その他レトルト加工品 4175億円 東京
17 ヤクルト本社 乳酸菌飲料、飲料、健康食品 3857億円 東京
18 不二製油グループ 植物性油脂、業務用チョコレート 3648億円 東京
19 スターゼン ハム、ソーセージ、その他肉加工品 3492億円 大阪
20 江崎グリコ 菓子、飲料、乳製品 3440億円 大阪

食品メーカー売上ランキングの11位~20位のご紹介です。

売上レンジとしては、5,700億円~3,440億円の売上規模となっています。

スーパーなどでよく見かける知名度の高い食品メーカーがランクインしていますが、全社的に売上は横ばいとなっており、前年を超えている食品メーカーは、

  • 13位 日清食品HD:5,061億円
  • 20位 江崎グリコ:3,440億円

上記の2社で、前年を下回っている企業は、18位の「不二製油グループ」です。

「不二製油グループ」は、植物性油やチョコレートなど、外食チェーン卸や業務用がメインの販売チャネルのため、コロナの影響を大きく受けてしまっています。

13位 日清食品HD:5,061億円

13位にランクインしているのが、カップヌードルでおなじみの「日清食品HD」で、売上高は5,061億円となり、前年比+7.9%となっています。

同社事業部別の売上セグメントは、

  • 即席めん事業:2,432億円
  • 低温事業:619億円
  • 菓子・飲料事業:569億円
  • その他海外事業:1,408億円

上記のようになっており、特に海外事業が+10.3%の売上高増を達成したことにより、会社全体の売上に寄与しています。

18位 不二製油グループ:3,648億円

18位にランクインしているのが、植物性油脂や業務用チョコレートを中心に展開する「不二製油グループ」で、売上高は前年比-5%の、3,648億円となっています。

業務用卸がメインのため、残念ながらコロナの影響を受ける結果になってしまっています。

事業ごとの売上セグメントとしては、

  • 植物性油脂 984億円
  • 業務用チョコレート 1,624億円
  • 乳化・発酵素材 696億円
  • 大豆加工素材 344億円

赤字の事業部の売上が約7%~10%ほどマイナスになっています。

20位 江崎グリコ:3,440億円

20位にランクインしているのが、主力のポッキーをはじめ菓子で有名な「江崎グリコ」で、売上高は3,440億円となっています。

国内の商品カテゴリー別の売上高は、

  • チョコレート:445億円
  • ビスケット:240億円
  • 冷菓(アイス):923億円
  • 発酵乳:195億円
  • 牛乳・乳飲料:256億円
  • ベビー育児:52億円
  • 健康食品:129億円

となっています。

練馬聡一
練馬聡一
アイスは冬のほうが売れるっていいますが、アイスの売上構成比が高いんですね。ちなみにセブンティーンアイスは苦戦していますが、それ以外のアイスは絶好調でした。

食品メーカー売上ランキングTOP21位~30位

順位 企業名 主力商品 売上高 本社
21 日清オイリオグループ 食用油、調味料 3363億円 東京
22 大塚食品 加工食品、飲料 3340億円 東京
23 ニップン 小麦粉、調味料、加工食品 3295億円 東京
24 エスフーズ 肉加工品 3274億円 兵庫
25 ハウス食品グループ 加工食品、調味料 2837億円 東京
26 カルビー 菓子、加工食品 2667億円 東京
27 フジパングループ 食パン、菓子パン、和洋菓子 2651億円 愛知
28 昭和産業 食用油、調味料、粉製品 2559億円 東京
29 極洋 冷凍食品、加工食品、水産品 2491億円 東京
30 ミツカングループ 調味料、出汁、加工食品 2429億円 愛知

続いては食品メーカー売上ランキングにおける21位~30位のご紹介です。

売上レンジとしては3,363億円~2,429億円の間となっています。

売上前年比はおおよそ横ばいで推移していますが、24位の「エスフーズ」、29位の「極洋」が前年比を大きく割ってしまっています。

24位 エスフーズ:3,274億円

24位にランクインしているのが、こてっちゃんでおなじみの肉加工品を展開する「エスフーズ」で、前年比-7.0%の3,274億円となっています。

事業セグメントの売上高としては、食肉における、

  • 製造・卸売事業:2,967億円(-7.5%)
  • 小売事業:241億円(+11.8%)
  • 外食事業:51億円(-35.6%)
  • その他:13億円(+4.4%)

と卸や外食事業が減少しており、コロナの影響を受ける結果になってしまっています。

29位 極洋:2,491億円

29位にランクインしているのが、水産加工品を展開する「極洋」で、売上高は2,491億円で、前年比-5.2%となっています。

  • 水産商事:1,189億円
  • 冷凍食品:797億円
  • 常温食品:190億円
  • カツオ・マグロ:299億円
  • 物流サービス:10億円
  • その他:4億円

上記のような事業セグメントの売上高になっており、水産品の卸事業や冷凍食品の売上高が減少しています。

練馬聡一
練馬聡一
コロナ禍でも寿司チェーンは好調だったし、マグロは最強ですね。

食品メーカー売上ランキングTOP31位~40位

順位 企業名 主力商品 売上高 本社
31 丸大食品 ハム、ソーセージ、その他肉加工品 2341億円 大阪
32 ロッテ 食パン、菓子パン、和洋菓子 2293億円 東京
33 森永製菓 菓子、加工食品 1999億円 東京
34 わらべや日洋 コンビニ、外食卸 1943億円 東京
35 中央魚類 水産品、水産加工品 1876億円 東京
36 カゴメ 加工食品、飲料 1830億円 東京
37 サンヨー食品 インスタントラーメン、その他加工品 1816億円 群馬
38 J-オイルミルズ 食用油、調味料 1648億円 東京
39 日本たばこ産業 冷凍食品、レトルト食品 1587億円 東京
40 ダイドーグループ 飲料、健康食品 1582億円 大阪

続いては食品メーカー売上ランキング31位~40位のご紹介です。

売上高レンジは2,341億円~1,582億円となっており、

  • 丸大食品
  • ロッテ
  • 森永製菓
  • カゴメ
  • ダイドーグループ

知名度の高い、大手・有名食品メーカーが多数ランクインしています。

32位 ロッテ:2,293億円

ガムやチョコレートで有名な「ロッテ」は売上高2,293億円で32位にランクインしています。

有名な菓子やアイスのブランドを展開していますが、お菓子ジャンルの国内シェアでいうと、

  • ガム:62.6%(国内シェア1位)
  • ビスケット:11.0%(国内シェア2位)
  • チョコレート:19.3%(国内シェア2位)
  • アイス:17.5%(国内シェア1位)

上記のようにお菓子の国内シェアを大きく占めているのが「ロッテ」です。

練馬聡一
練馬聡一
となると1位はどこ?って話なんですが、ビスケットは森永、チョコレートは明治がシェア1位です。チョコレートはロッテじゃなくて明治~♪でしたね。

40位 ダイドーグループ:1,582億円

40位にランクインしているのが飲料メーカーの「ダイドーグループ」で、売上高は前年比-6.0%の1,582億円でした。

国内でも自動販売機ビジネスが多くの売上を占めているため、外出が制限されたコロナの影響を受けてしまっています。

そんな自動販売機ビジネスにおいても、スマートオペレーションを展開し、オンライン化を推進。ルート担当やピッキングスタッフの効率化と在庫の最適化を推進しています。

練馬聡一
練馬聡一
決算書にもあるとおり、鬼滅の刃コラボは絶好調だったので、これがなかったらと思うと-6%ではきかなかったかもしれませんね。心を燃やせ。

関連記事:海外の食品EC市場や国別ランキング、アメリカ食品業界の脅威とは!?

食品メーカー売上ランキングTOP41位~50位

順位 企業名 主力商品 売上高 本社
41 敷島製パン 食パン、菓子パン、和洋菓子 1539億円 愛知
42 アサヒグループ 酒、飲料、健康食品 1225億円 東京
43 ブルボン 菓子、加工食品 1184億円 新潟
44 エスビー食品 調味料、香辛料、加工食品 1142億円 東京
45 DM三井製糖 調味料(砂糖)、加工食品 1088億円 東京
46 亀田製菓 菓子、米菓 1033億円 新潟
47 永谷園 加工食品、家庭用食品 1026億円 東京
48 正栄食品工業 果物、ナッツ、製菓・製パン材料 1005億円 東京
49 不二家 洋菓子、菓子 990億円 神奈川
50 横浜冷凍 水産品、農畜産品 864億円 神奈川

最後に、食品メーカー売上ランキングの41位~50位のご紹介です。

売上高のレンジは、1,539億円~864億円となっていますが、ここでもアサヒやブルボン、エスビー食品などの有名企業が多数ランクインしています。

前年よりも売上を落としてしまっている企業は、

  • 44位 エスビー食品
  • 48位 正栄食品工業
  • 50位 横浜冷凍

上記の3社です。ランキング全体的に業務用卸をメインにしている企業の売上が、前年を下回ってしまう傾向が高く、コロナが収束して外食産業に陽の目が当たるまでは、長い戦いになりそうです。

今後は外食・業務用の需要拡大の見込み

ここまでご覧いただきありがとうございます。

財務省の調査によると、食品製造業(メーカー)における業界の市場規模は、現在42.1兆円を超えています。

42兆円という市場規模は、国内でも大きな市場ではありますが、実は2018年から減少傾向です。

そんな苦戦を強いられる食品メーカーですが、売上高として1兆円を超えている企業は以下の4社です。

  1. 明治ホールディングス
  2. 日本ハム
  3. 味の素
  4. 山崎製パン

ぜひ上記のランキングをもとに、ご自身のお買い物やマーケティングに活用していただけると嬉しいです。

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