Z世代について、マーケティング担当が理解すべき4つの消費行動

Z世代について、マーケティング担当が理解すべき4つの消費行動

これから小売業のマーケティングとして、次の若い世代である「Z世代」を、どう顧客化していくかが重要になります。

Z世代は、正確な定義はないのですが、1990年後半~2000年生まれの若者のことで、いまでいう中学生~25歳くらいまでの男女のことです。

つい最近までマーケティング業界は、Z世代よりも上の世代である「ミレニアル世代」への顧客化を考えていましたが、今は次の世代である「Z世代」について関心が集まっています。

この記事では、次の世代を担う「Z世代」の消費行動を、マーケティング担当者が理解しておくべき4つのポイントとしてご紹介します。

Z世代について理解すべき4つのポイント

まずZ世代とは、1990年後半~2000年生まれの世代のことで、今の年齢でいうと中学生~25歳くらいまでの若者です。

Z世代はデジタル環境が普及しきった時代に育ち、

  • パソコン
  • スマートフォン
  • 高速インターネット
  • ゲーム(ゲーム機、オンラインゲーム)
  • 動画

など、デジタルがあたりまえになっている時代に生まれ育っています。

練馬聡一
練馬聡一
ちなみに私が中学生の時に、プレイステーションが発売されました。もちろん携帯のインターネットはimode笑

ちなみに、アメリカの16歳~21歳のZ世代は、年間消費金額が1430億ドル(日本円で約125億6,700万円)というデータが出ています。

日本国内も人口が減少しているということもあり上の世代の「ミレニアル世代」よりは、人口が少ない「Z世代」ではありますが、企業のマーケティング担当としてはこのZ世代の顧客化を行っていかなければなりません。

とはいえミレニアル世代をターゲットにしていた企業は、Z世代を顧客化するのは非常に難しいと言われています。

なぜなら、インターネット環境がない生活を知らないため、今までのミレニアル世代の消費行動と違って、どのタイミングで購入を決定するのかがわからないからです。

では「Z世代」は、こんな4つの消費行動のポイントがあります。

  1. 購買チャネル
  2. EC(ネット通販)
  3. SNS
  4. 動画

上記の4つについて、詳しくご紹介していきたいと思います。

【購買チャネル】優先度が最も高いのは実店舗

商品を購入する購買チャネルとしては、「ミレニアル世代の購買動向が「EC」より「実店舗購入」を好む理由」でご紹介しているように、同じく実店舗での購入が好きという調査結果がでています。

というのも、全米小売業連盟(NRF)の調査結果によると、約2/3のZ世代が、優先する購入チャネルは実店舗だと答えています。

というのも、Z世代は友だちと過ごす時間を非常に大事にします。

Comscoreの調査によると、1000人の調査で44%が友達と買い物に行きたいから、実店舗で買い物をするという調査結果が出ています。

なので、Z世代は友人と買い物に行くという時間を大事にする世代ということです。

練馬聡一
練馬聡一
なので実店舗も非常に重要な販売チャネルだということですね。

【Eコマース】ECでの購買は基本アマゾン

Z世代の約2/3が実店舗での購買と紹介しましたが、とはいえECサイトでの買い物も行っています。

Z世代は、PCではなくスマートフォンでのデジタル行動がメインとなっているので、スピード感がありユーザビリティも優れているアマゾンでの購買が、ECサイトではメインになっています。

関連記事:国内ECモール「楽天・アマゾン・ヤフー」の売上・流通総額をご紹介

ちなみに18歳から24歳のZ世代の女性の64.3%が、半年以内にアマゾンで洋服を購入したという調査が出ています。

やはり配送のスピード感や、無料配送などのサービスレベルの高さが、アマゾンでの購買の最も大きな理由ということです。

関連記事:ECサイトの送料無料の効果とは?どれくらい売上が上がるの?

練馬聡一
練馬聡一
やはり送料無料などの、金額的なメリットは非常に重視される理由ですよね。

【SNS】Facebookではなく、Instagramを利用する

Z世代はどのSNSを使っているのか

出典:emarketer.com

若者といえばSNSというイメージも大きいですが、アメリカのZ世代は、

  • Snapchat:51%
  • Instagram:27%
  • Facebook:19%
  • Twitter:19%

という調査結果が出ています。

とはいえ日本国内のSNSとしては、Snapchatはあまり使われていません。なので国内ではtwitterとInstagramのユーザーが多いという状況です。

練馬聡一
練馬聡一
ちなみに国内では、ツイッターは4400万人、インスタは3300万人、facebookが2800万人のアクティブユーザーです。

小売業でいえば物販がメインとなってくるので、当然親和性が高いのが写真を投稿するインスタグラムです。なのでもしZ世代に向けてSNSを取り組むのであれば、インスタグラム一択になりますね。

関連記事:インスタグラムで稼いだ有名人ランキング、1位はクリスティアーノ・ロナウド

【動画】SNSを使っていないときはYouTube

スマホ中毒が多いZ世代ですが、SNSを利用していないときは、TouTubeを見ていることが多い世代です。

というのもテキストベースのtwitterやfacebookはよりも、ビジュアルを活用したSNSおよび動画のYouTubeがメインで好まれています。

特に10代の男性は89%、女性の81%がYouTubeの視聴者であり、そのなかでも47%のZ世代が、1日3時間以上YouTubeを見ているという調査結果が出ています。

練馬聡一
練馬聡一
近年はYouTubeだけでなく、Netflixなどの動画配信サービスも多いと思いますがが・・・

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デジタル内でも信頼性を重視

Z世代の4つの消費行動をご紹介しましたが、Z世代はデジタルだけで完結するようなマーケティングは成功しません。

すでにスマートフォンを駆使して様々な情報にアクセスしていることから、プッシュ型の広告は信じられないという状況になっています。

ですが好きなプラットフォーム、つまりインスタグラムなどの投稿に関しては好きだという調査が出ています。

これはストーリーズなどの企業が発信している広告ではなく、有名人が投稿しているタイアップ広告でもありません。

実際に使用しているユーザーの投稿、つまり友達の投稿です。

いわゆる友達や知り合いに近い、マイクロインフルエンサーと呼ばれるような人の投稿は、10代の77%が信頼性が高いと答えています。

ちなみにマイクロインフルエンサーについては、「インフルエンサーマーケティングの費用はいくら払えばいいの?」でご紹介しています。

練馬聡一
練馬聡一
好きなブランドなどがない若いZ世代だからこそ、このような傾向になるのですね。

次世代のZ世代を顧客化していくために・・

ここまでご覧いただきありがとうございます。

これから小売業のマーケティングとして、次の若い世代である「Z世代」を、どう顧客化していくかが重要になります。

Z世代は、正確な定義はないのですが、1990年後半~2000年生まれの若者のことで、いまでいう中学生~25歳くらいまでの男女のことです。

Z世代はデジタル環境が普及しきった時代に育ち、

  • パソコン
  • スマートフォン
  • 高速インターネット
  • ゲーム(ゲーム機、オンラインゲーム)
  • 動画

など、デジタルがあたりまえになっている時代に生まれ育っていて、「Z世代」は、こんな4つの消費行動のポイントがあります。

  1. 【購買チャネル】優先度が最も高いのは実店舗
  2. 【Eコマース】ECでの購買は基本アマゾン
  3. 【SNS】Facebookではなく、Instagramを利用する
  4. 【動画】SNSを使っていないときはYouTube

このような特徴があるZ世代ですが、この不況の時代に小売業が生き延びていくためには、このZ世代の顧客化を狙いマーケティングを行っていく必要があります。

ぜひこのZ世代に適切なマーケティングを実施して、企業の発展を目指していきましょう。