「リスティング広告」と聞いて正しく答えられますか？リスティング広告はWebサイトやECサイト運営に関わる方は、もし自分で広告運用をしないとしても、必ず基本だけは理解しておくべき集客方法です。
この記事ではリスティング広告っていったい何？？というECサイトやマーケティング担当者さん向けに、いまさら聞けないリスティング広告についての基本を解説していきます。
リスティング広告とは
リスティング広告とは、GoogleやYahoo！で検索をしたときに表示される広告のことで、検索したキーワードに連動して表示されるため「検索連動型広告」とも言われています。
リスティング広告とSEO対策の違い
「WebサイトやECサイトに検索エンジンを通じて集客する」ということに関しては、リスティング広告とSEO対策は同じですが、大きな違いとしては表示をコントロールできないということです。
SEO対策は検索エンジンのアルゴリズムに準じて、検索したユーザーが求める情報をGoogleが判断し上位表示するものなので、コントロールはできません。ですがリスティング広告はあくまでも広告なので、お金をかければ比較的上位表示をさせることができます。
SEO対策は効果が出るまで早くて3ヶ月～半年ほど時間がかかりますが、リスティング広告はすぐに掲載ができるようになるため、すぐWebサイトやECサイトへの集客が見込めます。
ユーザーは知りたい情報を分割したキーワードで入力します。そんなキーワードが検索されたときに関連した広告を表示するわけです。
たとえば練馬の焼肉屋を運営していて来店促進したい場合、ターゲットは「焼肉を食べたい」と思っていて、「練馬近辺に住んでいる」お客様がターゲットになるわけです。
そんなターゲットのユーザーからすると、このようなキーワードで検索するはずです。
そこで「練馬 焼肉」というキーワードを検索した顕在層ユーザーに対して広告を表示させ、クリックしてもらうことで自分たちのWebサイトを見てもらうようにする。これが顕在層へのリスティング広告です。
⇒潜在層と顕在層とは？これを理解してマーケティングや営業に活かそう
リスティング広告を掲載する媒体
リスティング広告は、GoogleとYahoo！で掲載することができます。
GoogleとYahoo！の検索結果のページにリスティング広告が表示されるということになります。ちなみにGoogleは「Google広告」、Yahoo！は「Yahoo！プロモーション広告」で管理します。
リスティング広告の費用・料金システム
リスティング広告はクリックされて時点で料金が発生する、クリック課金制の広告です。
リスティング広告の料金は、広告主がキーワードに対して最低入札価格（1円～9,999円）の入札をし、その「入札価格の高さ」×「広告の品質」で広告料金が決定します。それをクリック料金とし、そのクリックをされた回数が、実際に課金される広告料金となります。
ちなみに入札を決めるのは、【広告ランク】という指標です。
①入札価格はどれだけお金をかけるか？なので操作が可能ですが、この②品質スコアは操作できません。これはGoogleやYahoo！の広告の評価で、自動的に決定されて随時変動するものです。クリック率なども加味され、1～10点でスコアリングされます。
リスティング広告はこの【広告ランク】の高いものから上位表示されていくというわけです。
リスティング広告まとめ
ここまでご覧いただきありがとうございます。
リスティング広告の基本は理解できましたか？これだけ基礎的なことを理解していれば「リスティング広告って何だっけ？」ということにはならないと思いますので安心してください。
リスティング広告は、WebサイトやECサイトで顕在層を集客するには必ず必要になる集客方法ですので、WebサイトやECサイトへの集客を増やして、潜在層から顕在層に対して、ユーザーファンを増やしていきましょう！
とはいえリスティング広告を内製化するよりも、多少の手数料はかかりますがリスティング系の広告代理店におまかせするのが一番です。
ただどんな広告代理店にお願いすればいいのか？の選定は非常に難しいです。
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