インスタグラムはSNSだけでなく、企業の広告プラットフォームとしても欠かせない存在になっています。
インスタグラムへ広告を出すなら、「フィード広告」よりも「ストーリーズ広告」への出稿を検討しましょう。
なぜならストーリーズ広告は、いまや世界のプラットフォーム広告の1/4を占めるほどのシェアを占め、成長がめざましいからです。
この記事では、インスタグラム広告における基礎知識から、ストーリーズ広告の成長率や料金体系などをご紹介します。
Instagramのストーリーズ広告とは
インスタグラムの月間アクティブユーザー数は世界で10億人を超え、国内では3,300万人が利用しています。
そんなユーザー数が増加傾向にあるインスタグラムですが、近年はフィードよりもストーリーズの閲覧が増えてきています。
インスタグラムのストーリーズは2016年8月に導入され、ユーザーの気軽な日常の投稿をはじめ、企業にとっては広告や告知をはじめ、多くのユーザーに人気のコンテンツです。
世界でもストーリーズの日別アクティブユーザー数は5億人を超え、そのユーザーが閲覧している投稿の分析によると、1/3が企業が発信するストーリーズのコンテンツだったと、Instagramが正式に発表しています。
36.2% of B2B decision makers use Instagram to research new products or services
さらに企業間取引(BtoB)における商品やサービスの認知でも、36.2%のユーザーがインスタグラムで調査しているということもわかっています。
ストーリーズの広告は、ユーザー分析によるターゲットに対し、アカウントをフォローしていなくても広告が表示されます。
表示形式は画像、動画を自由に選ぶことができ、予算やターゲットに対して広告形式の配信をわけることもできます。
ストーリーズ広告の料金体系は?
インスタグラムのストーリーズ広告の料金は、最低100円から出稿が可能です。
費用が発生する課金形態はは以下の4つです。
- CPM 広告が1,000回表示ごとに発生
- CPC 広告がクリックされると発生
- CPV 動画の再生時間による発生
- CPI アプリがインストールされるごとに発生
上記を以下の目的によって使い分けることができます。
- ECサイトへの集客
- BtoBサービスの問い合わせ
- カタログ請求や申し込み
- キャンペーンやイベントの告知
もっとも使われているのは「ECサイトへの集客」ですが、上記の目的を明確にし、ストーリーズでユーザーの興味喚起を図るための画像や動画を配信していきましょう。
Instagramのストーリーズ広告は、Facebookの広告マネージャーをつかって費用を管理するので、特別に費用を設定する必要はありません。
また、すべての広告の目的で使用できる ①CPMで配信を行うと、インプレッション単価が60%から75%ほどと安くなる傾向です。
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ストーリーズ広告は世界159億ドルの市場規模
出典:emarketer.com
インスタグラムのストーリーズ広告は、2022年には世界中で159.5億ドル、日本円で1兆8143億円の規模になります。
2023年にはインスタグラムのストーリーズ広告はさらに増加する見込みで、200.3億ドル(日本円で2兆2776億円)まで増加すると予測されています。
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出典:emarketer.com
ちなみにインスタグラムの親会社であるFacebook(現Meta社)の広告においては、来年には581.1億ドルになる推移で、前年比32.1%増加する予定です。
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1兆8143億円のシェアを占めるストーリーズ広告を活用しよう
ここまでご覧いただきありがとうございます。
インスタグラムはSNSだけでなく、企業の広告プラットフォームとしても欠かせない存在になっています。
インスタグラムへ広告を出すなら、「フィード広告」よりも「ストーリーズ広告」への出稿を検討しましょう。
なぜならストーリーズ広告は、いまや世界のプラットフォーム広告の1/4を占めるほどのシェアを占め、成長がめざましいからです。
インスタグラムのストーリーズは2016年8月に導入され、ユーザーの気軽な日常の投稿をはじめ、企業にとっては広告や告知をはじめ、多くのユーザーに人気のコンテンツです。
インスタグラムのストーリーズ広告は、2022年には世界中で159.5億ドル、日本円で1兆8143億円の規模になり、2023年にはさらに増加する見込みで、200.3億ドル(日本円で2兆2776億円)まで増加すると予測されています。
- ECサイトへの集客
- BtoBサービスの問い合わせ
- カタログ請求や申し込み
- キャンペーンやイベントの告知
もっとも使われているのは「ECサイトへの集客」ですが、上記の目的を明確にし、ストーリーズでユーザーの興味喚起を図るための画像や動画を配信していきましょう。