GoogleやFacebook社の広告売上高はいくら?インスタやツイッターもご紹介

GoogleやFacebook、InstagramやTwitter社の広告収益(売上)はいったいいくらなのでしょうか?

デジタルマーケティングにおいて、多くの企業がGoogleやFacebook、Instagramのデジタル広告を活用していますよね。GoogleやFacebookは様々な事業を行っていますが、収益の大半は自社プラットフォームに掲載する「広告による収益」です。

この記事では昨年の決算をもとに、GoogleやFacebook、Instagram、Twitterなどのデジタル広告の売上をご紹介します。

圧倒的なGoogleのデジタル広告収益(売上)

GoogleやFacebook、twitter、Instagramのデジタル広告売上高

出典:www.emarketer.com

アメリカのeMarketerの調査によると、Google社は世界中の検索市場の61%のシェアを誇り、2019年はデジタル広告の売上収益が1,033億3,000万ドルになると予測されています。

  • Google 1,033億3,000万ドル(日本円で10兆6,166億円)
  • Facebook 600億3,700万ドル(日本円で6兆3,706億円)※Instagramの売上含む
  • Instagram 14億4,100万ドル(日本円で1,529億747万円)
  • Twitter 29億7,000万ドル(日本円で3,149億8,568万円)
  • amazon 14億100万ドル(日本円で1,486億6,298万円)

※2019年8月8日 1ドル106円計算

続いてFacebook社のデジタル広告の売上収益は673.7億ドルと予測、2020年には20.1%増加の809.3億ドルになると予測されています。

練馬聡一
練馬聡一
Googleのデジタル広告の売上が高いのはわかってたけど、Facebookもすごいですね。

それでは第2四半期決算に基づく、Google、Facebook、Instagram、Twitter社のデジタル広告収益(売上高)をご紹介します。

Googleのデジタル広告売上高

Googleは世界中の検索市場の61.1%のシェアを誇っており、2019年のデジタル広告の売上高は1,033億3,000万ドル、日本円で10兆6,166億円に登ると予測されています。

親会社のAlphabetの第2四半期決算の売上高は3894億ドルで、日本円で約41兆3,200億円にのぼり、前年比119%となっています。

その中でもサイトに誘導するような広告、つまりアフィリエイト系の売上は72億ドルで日本円で7,640億円にのぼり、広告売上全体の22%のシェアを占めています。

関連記事:リスティング広告とは?いまさら聞けないインターネット集客の基本

練馬聡一
練馬聡一
Googleに買収されたYouTubeの広告収益も発表されました!こちらのリンクをご覧ください。

⇒ YouTubeの広告収益が初公開!売上は1兆6500億円に達する

Facebookのデジタル広告売上高

Facebookのデジタル広告の売上高は、2019年に600億3,700万ドル、日本円で6兆3,706億円にのぼると予測されています。

さらに2020年には20.1%の増加が見込まれており、約8兆5,876億円のデジタル広告売上高になるということで、Facebookは世界のデジタル広告市場の20.2%のシェアを占めることになります。

2018年に個人情報の漏えいにより連邦取引委員会から5,305億円の罰金があったにもかかわらず、同社の第2四半期の発表によると、デジタル広告の収益は169億ドルとなり、日本円で1兆7,932億円という予想を上回る結果を発表しています。

練馬聡一
練馬聡一
世界中には17.6億人のFacebookユーザーがおり、前年から6%も増加しています。若者のFacebook離れなんてないかもしれませんね。

Instagramのデジタル広告売上高

2012年にFacebookに買収されたInstagramですが、2019年デジタル広告の売上は14億4,100万ドル(日本円で1,529億747万円)と予測されています。

世界のユーザー数は10億人を超え、国内でも3,300万人のユーザー数に達したという発表がありました。さらにアクティブユーザーの7割がストーリーズを利用しているというデータも発表されています。

Instagramを活用したインフルエンサーマーケティングに取り組む企業も多く、インフルエンサーは多くのギャランティーをもらい活動を行っています。

ちなみにインフルエンサーがどれくらいもらっているかというのは「インフルエンサーマーケティングの費用はいくら払えばいいの?」で詳しく解説しています。

練馬聡一
練馬聡一
私もInstagramの広告から商品を買うことが多いですね。

Twitterのデジタル広告売上高

Twitterの2019年デジタル広告の売上高は29億7,000万ドル、日本円で3,149億8,568万円と予測されています。

第2四半期の発表では8億4,100万ドルとなり、前年比で18%増加しています。世界のユーザー数も増加しており、約2億8,310万人と前年比で14%増加しています。

世界のデジタル広告売上高まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。

世界のデジタル広告市場は右肩上がりで、そのなかでもGoogleの広告売上が大きなシェアを占めており、

  • Google 1,033億3,000万ドル(日本円で10兆6,166億円)
  • Facebook 600億3,700万ドル(日本円で6兆3,706億円)※Instagramの売上含む
  • Instagram 14億4,100万ドル(日本円で1,529億747万円)
  • Twitter 29億7,000万ドル(日本円で3,149億8,568万円)

2019年は上記のような売上になると予測されています。

デジタルマーケティングにおいては、多くの企業がGoogleやFacebook、Instagramなどのデジタル広告を活用していると思いますので、ぜひ今後のデジタル戦略に活用してもらえると嬉しいです。