フェイスブック決算 広告収益は米国デジタル広告の1/4を占める

GAFAMといわれる米国を代表する企業のなかでも、FacebookとGoogleは収益のほとんどが、広告による収益です。

GoogleはアンドロイドをはじめとするOSやハードウェア、クラウドサービスでも収益がありますが、Facebookはほとんどの収益源がクライアントからの広告になっています。

この記事では、直近の決算データやマーケティング専門家のデータをもとに、2023年のフェイスブック社における広告費の増加と今後の未来を解説します。

アメリカのデジタル広告の25%がFacebook広告

2023年までのフェイスブック社の広告収益予測出典:emarketer.com

アメリカのマーケティングにおける専門家の予測では、2023年にはフェイスブック社のアメリカ国内における広告収入は、650億ドル(日本円で7兆4,209億円)を超えると考えられており、今後まだまだ広告収入は拡大していくと予測されています。

練馬聡一
練馬聡一
ちなみに電通の売上高は1兆円、博報堂は1兆4,000億くらいですね。

2020年下期~2021年上期にかけてはコロナの影響もあり、

  • 消費財メーカー(CPG)
  • 小売企業
  • Eコマース

このような業種を展開している企業からのフェイスブック広告の出稿が激増しています。

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フェイスブックやインスタグラムをはじめとしたソーシャルネットワークは、小売企業やブランド、ECサイトをはじめ、中小から大企業にわたる1,000万社を超える企業が広告出稿を行っています。

広告収益のほとんどがモバイル端末からのもので、アメリカの広告収益の97%がiPhoneやアンドロイドをはじめとしたモバイルデバイスからの収益となっています。

これは米国のデジタル広告全体の23.8%を占め、企業にとっての広告プラットフォームとしてなくてはならない存在になっています。

練馬聡一
練馬聡一
結果的にコロナの影響がデジタル広告においてはいい結果になりましたね。

iOSのクッキー問題の影響は?

世界で最も利用されているスマートフォンOSは、Googleが提供しているアンドロイドOSです。

ただアップル社のiPhoneも非常にシェアは高いのですが、2021年~2022年までの広告収益の増加率下落においては、そのiOSにおけるITP対応やCookie規制による影響があると予測されています。

それによりフェイスブックは正確な広告パフォーマンスの測定が困難になり、iOSからの広告の伸びが多少鈍化するということです。

関連記事:サードパーティクッキーとは?ChromeやSafariもブロック予定!広告会社は大打

さらに独占禁止法やプライバシー保護、未成年のメンタルヘルスの懸念か、政府からも様々な規制がかかる可能性もあります。

練馬聡一
練馬聡一
このあたりは何度も示唆されてましたが売上・株価に影響はないので問題ないでしょう。

フェイスブック社の決算発表 売上高・ガイダンス予測を下回る

そんな明るい未来が予測されているフェイスブック社($FB)ですが、10月25日に第3四半期の決算が発表されました。

  1. 売上高 予想$29.57 B に対して、結果 $29.01 Bドル(NG)
  2. EPS   予想$3.19に対して、結果 $3.22(OK)
  3. ガイダンス 売上高予想$34.8 Bに対して、結果 $31.5~$34(NG)

投資目線での決算というところで見ると、残念ながら良い決算とはいえない状況でした。

さらに今後の成長を提示する指標についても、

  • 日別アクティブユーザー数 予想1.93 Bに対して、結果1.93 B(OK)
  • 月間アクティブユーザー数 予想2.93 Bに対して、結果2.91 B(NG)
  • ユーザーあたりの平均収益 予想$10.15に対して、結果$10.00(NG)

とユーザー数と平均収益でも下回ってしまう結果になりました。

ただ追加で500億ドルの自社株買いが承認されたことにより、株価自体はそれほど下落はしない結果に終わりましたが、上記で予測されている650億ドルまで達するのか?ということは懸念されています。

練馬聡一
練馬聡一
正直いってインスタグラムはまだしも、フェイスブックのユーザー数の増加はもう見込めなそうですよね。

広告は増加傾向だが、最終的にはメタバースか

ここまでご覧いただきありがとうございます。

GAFAMといわれる米国を代表する企業のなかでも、FacebookとGoogleは収益のほとんどが、広告による収益です。

GoogleはアンドロイドをはじめとするOSやハードウェア、クラウドサービスでも収益がありますが、Facebookはほとんどの収益源がクライアントからの広告になっています。

アメリカのマーケティングにおける専門家の予測では、2023年にはフェイスブック社のアメリカ国内における広告収入は、650億ドル(日本円で7兆4,209億円)を超えると考えられており、今後まだまだ広告収入は拡大していくと予測されています。

そんな明るい未来が予測されているフェイスブック社($FB)ですが、10月25日に第3四半期の決算が発表されましたが、投資目線での決算というところで見ると、残念ながら良い決算とはいえない状況でした。

ただフェイスブック社では仮想空間「メタバース」の開発に5,000億円を投じると発表してから、注目が高まっています。

すでにβ版の仮想空間の会議サービス「Horizon Workrooms」の完成度も非常に高く、メタバース革命を推進していくと思われます。

ぜひSNSから広告で革命を起こした後に、「メタバース」で新たな挑戦を実施していただきたいと思っています。

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練馬聡一
練馬聡一
フェイスブックではないのですが、ネットフリックスの起業ストーリーを読んだのですが、ぜひサクセスストーリーを感じられるのでぜひ見てみてください。