営業マンの仕事の8割はスケジュールとタスク管理です。
日々の訪問や商談の予定から社内会議まで、手帳やツールを使って管理していると思いますが、なぜか毎日慌ただしい、帰りが遅い、でも売上があがらない。そんな営業マンの方は多いと思います。
営業マンが仕事ができるできないは、結論スケジュール管理とタスク管理力の差です。
「売れる営業マン」はこのような管理能力が非常に高いです。つまりスケジュールやタスクの管理力をアップさせられれば、売上アップにつながります。
この記事では、売れる営業マンになるためのスケジュール・タスク管理の重要性から、管理が簡単にできるようになるポイントをご紹介します。
営業マンは管理能力がすべて
タイトルにも書いていますが、営業マンの仕事の8割はスケジュールやタスク管理をすることです。つまり管理業務です。
売れる営業マンは、スケジュール管理を徹底しています。
もちろん備忘録としてスケジュールやタスクを手帳や管理ツールに記入してはいますが、スケジュールを記入する本質としては仕事をコントロールするためです。
営業マンであれば相手の都合で動かなければいけないことは多々ありますが、仕事をある程度コントロールをすることにより、主体的に仕事を行うことができます。
主体的に仕事を行えると、毎日どの時間に何をするのかを自分で決定することができ、自分で判断が可能です。
毎日の行動を自分で決定していると、自信のモチベーションの向上にもつながり、結果営業マンとしての目標達成、つまり売上が上げることができるということです。
逆にスケジュール管理ができていない人の特徴もあります、これは当然売上も低く、モチベーションも低下してしまうという負のスパイラルがあります。
スケジュール管理ができない人の特徴
営業マンとしてスケジュール管理ができない人は、このような特徴があります。
- 色々な仕事を頼まれてしまう
- 残業が多い
- イライラしている
- 売上が悪い
どこの企業にもこのような方はいると思いますが、これはスケジュール管理ができればすべて解決できます。
上記のようなスケジュール管理ができない人の特徴や、対策をいくつか説明します。
色々な仕事を頼まれてしまう
「色々な仕事を頼まれてしまう」営業マンはどこの企業にもいると思いますが、これはスケジュール管理ができていないから起こり得ることです。
スケジュール管理ができてさえいれば、仕事を頼まれた際にも、その期限や完成度を考慮し、進めている仕事との優先順位をつけることができます。
仕事ができない人は、この優先順位をつけるのが下手です。
たとえば、2時間後にお客様への訪問の予定があり、上司から1時間後にある資料を作ってくれという依頼が来たら、物理的に無理なので断りますよね?
ですが明後日までにこの資料を作ってくれという依頼が来たら、明日たくさん訪問があるし、忙しいと思いつつ、受けてしまうのです。
実際土壇場になって残業をして資料を作成する羽目になるわけです。
スケジュール管理ができていれば、未来の営業活動や作業、それも考慮して仕事を選ぶことができようになるので、色々な仕事を頼まれてもしっかりとした理由をつけて断れるようになります。
残業が多い
上記の仕事を頼まれてしまうということにも共通しますが、スケジュール管理ができていない営業マンは、残業が多いです。
たとえば、お客様の予定に合わせすぎるというのも、残業が多くなるということにつながります。
スケジュール管理を徹底している営業マンはマイルールを設定し、お客様への訪問は極力早い時間に行い、16時以降は客先への訪問を行わないと決めていたりします。
これにより帰社してからの社内業務に時間を当てることができ、結果的に残業が少なくなります。
詳しくは「残業したくない営業マンが心がけるといい5つのポイント」で解説しています。
営業マンであれば相手の都合で動かなければいけないことは多々ありますが、仕事をある程度コントロールをすることにより、主体的に仕事を行うことができます。
関連記事:暇な営業マンの仕事の作り方、心掛けるコツは1つだけ
スケジュール管理ができてないと売上が下がる
営業マンとして致命的なのが、スケジュール管理ができていない特徴の最後に記載した「売上が悪い」ということです。
とはいえ営業マンとして最も重視したいことは、売上を上げることですよね。
売上を上げるのは簡単ではありません。ですが売上目標を達成するために最適な営業活動を行う必要があります。
- 新規顧客の開拓
- 既存顧客へのフォロー
- 上司を活用する・・・etc
「新規顧客開拓と既存顧客との取引増、営業はどちらに注力すべきか?」の記事で紹介しているように、既存顧客に注力するべきなのか?そのために上司を活用したほうがよいのか。
このような、売上目標を達成するために必要な行動は、スケジュール管理が徹底できていないと実現できません。
なのでスケジュール管理ができていないと、営業マンとしては売上が下がるということを覚えておいてください。
売上があがる戦略的なスケジュール管理のポイント
それではうまくスケジュール管理ができてないという方のために、売上があがる戦略的なスケジュール管理の方法をご紹介します。
ぜひこちらを実践して、売上アップを目指していきましょう。
タスクを分解する
営業活動には、スケジュール管理もさることながら、タスク(やること)管理が重要です。
タスク管理のポイントは、営業活動を分解することからはじまります。営業活動とは受注までの道のりで、
- リード獲得
- アプローチ
- 初回訪問
- 営業対応
- 提案・見積
- 受注
このような営業プロセスにおけるタスク管理を、細かく分解し、それにかかる時間を正確に把握してスケジュール管理していきましょう。
営業プロセスについては、「営業プロセスを明確に、フローを可視化・管理して最大化する方法」で詳しく解説しています。
打ち合わせの時間を区切る
お客様にお時間をいただく商談は、時間を区切ることが重要です。
営業マンが売上を上げるには、商談が長くなればいいということはありません。
お客様との世間話は必要ではありますが、ある程度短く区切ることで、質の良い商談を行うことができるようになります。
小さなことはすぐにやる、やらないことはやらない
TODOリストやタスクリストに、お客様や社内からの依頼をどんどん書き足していく営業マンがいます。
これを行って消していく作業はちょっと優越感を感じると思いますが、意外とこのタスクは、数分で終わることが多いです。
このような小さなことをタスクとして残していくと、営業活動の邪魔になります。
数分でできる小さななことはTODOやタスク管理をせずに、すぐ行い、戦略的に行うべきタスクや営業活動に時間をかけていくことが重要です。
中長期の予定をスケジュールに組み込もう
営業マンは、売上を上げるのが仕事です。
最終的には売上を上げるための受注や販売が目的となるため、スケジュールは中長期の目標もスケジュール化してきましょう。
この記事ではスケジュール管理のポイントをご紹介しましたが、本質としては中長期の予定をスケジューリングし、それを達成するためのスケジュールやタスク管理をしていき、作業に落とし込んでいくことが重要です。
あくまでも営業マンは売上を上げることが仕事なので、それを忘れないようにしましょう。
スケジュール管理を徹底して売上アップを目指そう!
ここまでご覧いただきありがとうございます。
営業マンの仕事の8割はスケジュールとタスク管理です。
日々の訪問や商談の予定から社内会議まで、手帳やツールを使って管理していると思いますが、なぜか毎日慌ただしい、帰りが遅い、でも売上があがらない。そんな営業マンの方は多いと思います。
営業マンが仕事ができるできないは、結論スケジュール管理とタスク管理力の差です。
「売れる営業マン」はこのような管理能力が非常に高いです。つまりスケジュールやタスクの管理力をアップさせられれば、売上アップにつながります。
営業マンであれば相手の都合で動かなければいけないことは多々ありますが、仕事をある程度コントロールをすることにより、主体的に仕事を行うことができます。
主体的に仕事を行えると、毎日どの時間に何をするのかを自分で決定することができることで、自信のモチベーションの向上にもつながり、結果営業マンとしての目標達成が可能です。
中長期の予定をスケジューリングし、達成するためのスケジュールやタスク管理をしていき、作業に落とし込んでいくことが重要です。
ぜひ、スケジュール管理を徹底して売上アップを目指していきましょう!
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