子供〜10代をターゲットにしたプロモーションは、どのメディアで行ったほうが良いのでしょうか?
もし迷っているということであれば、YouTubeで実施してみましょう。
YouTubeには、子供向けのコンテンツが非常に多く、子供たちにとっても非常に魅力的なプラットフォームです。
現在YouTubeは、子供〜10代のエンタメ欲求を満たすメインのプラットフォームであり、多くの子供たちは、1日のうちの3時間以上をYouTubeに使っています。
この記事では、子供向けのプロモーションをYouTubeで行ったほうが良い理由を、海外の調査結果や事例をもとに解説します。
YouTubeの広告収益は1兆6500億円
YouTubeは、すでに多くの企業がプロモーションとして活用しています。
その証拠として、2019年にGoogleが初めてYouTubeの広告収益を発表しましたが、YouTubeの年間広告収益は151億5000万ドル(日本円で1兆6500万円)に達しています。
これはGoogleの親会社であるAlphabetの年間売上高の9%を占める数値になっており、世界のGoogleもYouTubeの広告が大きな収益になっているということになります。
詳しくは「YouTubeの広告収益が初公開!売上は1兆6500億円に達する」で解説しています。
ちなみに世界的に有名なSNSである、Twitter、Instagramなどの広告収益を超えており、Facebookに次ぐ広告収益となっています。
関連記事:GoogleやFacebook社の広告売上高はいくら?インスタやツイッターもご紹介
すでにYouTubeは世界を代表する動画プラットフォームになっており、子供向けのコンテンツも充実している、子供には無くてはならないメディアに成長しています。
子供向けプロモーションはYouTubeが最適なメディア
そんな急成長を続けるYouTubeですが、今まではGoogleやYahoo!に代表される検索エンジンに次ぐ、検索や商品を発見するプラットフォームとなっています。
とはいえYouTubeは商品を発見するだけでなく、商品購入のプロセスにも非常に重要なチャネルになっています。
さらにYouTubeの情報の信頼性においても、高い評価を得ており、75%の子供たちがテレビCMよりもYouTubeを信頼しており、友達の次にユーチューバーなどのインフルエンサーを信頼しているという調査結果がでています。
それでは詳しく説明します。
75%の子供たちがCMよりもYouTubeを信頼している
アメリカのインサイトストラテジーグループの調査によると、子供たちの75%以上が商品を購入する際の情報に関して、「テレビCMよりもYouTubeを信頼している」という調査結果がでています。
さらにアメリカを中心としたZ世代(今の10代〜)では、
- 男性が89%
- 女性が81%
これがYouTubeの視聴者であり、そのなかでも47%のZ世代(10代〜)が、1日3時間以上YouTubeを見ているという調査結果が出ています。
さらにブランドや商品に関連する情報収集の際には、以下のメディアをつかって調査をしています。
- YouTube:43%
- Facebook:39%
- Instagram:31%
- Pinterest:20%
- Twitter:19%
このように信頼性だけでなく、子供たちは情報収集をする際にもYouTubeを活用しています。
詳しくは「若者はSNSでどんな投稿が好きで、どんな人をフォローしているのか?【Z世代~ミレニアル世代】」でご紹介しています。
10代への影響力は1位が友達、2位がインフルエンサー
出典:emarketer.com
さらにアメリカやイギリスの子供たちに、商品購入の影響を与える存在として、10代への影響力は1位が友達、2位がインフルエンサーという結果が出ています。
これは子供たちの1/4がインフルエンサーが、影響しているというということになり、芸能人やタレント、スポーツ選手などの有名人よりも、影響力があるということになります。
ちなみにそのランキングを日本語訳にすると、
- 友達:28%
- YouTuberなどのインフルエンサー:25%
- 家族:21%
- 有名人:6%
- スポーツ選手:4%
- ビジネス系有名人:1%
- 販売員:1%
- ジャーナリスト:1%
- 政治家:1%
このようになります。
この結果から、家族よりもインフルエンサーから商品購入換気が起こっているということになりますね。
85%が子供を関与させることで売上が上がる
アメリカの小売連盟のマーケティング担当者の調査結果によると、子供向けの商品購入をプロモーションする際に、85%が子供を関与させることが重要だと述べています。
出典:emarketer.com
さらに、「両親が子供たちに商品購入を訴求する方法」としては、
- 実店舗で一緒に商品を見る:69%
- ECサイトで商品を見る:67%
- CMを見る:60%
- お気に入り商品に登録する:56%
- 商品レビューを見る:54%
- 商品カタログを見る:52%
という調査がでています。
お金を払う両親が、商品の情報収集から閲覧方法、商品購入の方法が変わってきているため、子供たちに影響のあるプラットフォームを理解していく必要があります。
YouTubeは、子供たちに非常に影響力を与えるメディアであり、それにより両親の商品購入に多大な影響を与えます。
子供向けのプロモーションはYouTubeを活用しよう
ここまでご覧いただきありがとうございます。
子供〜10代をターゲットにしたプロモーションは、どのメディアで行ったほうが良いのでしょうか?もし迷っているということであれば、YouTubeで実施してみましょう。
YouTubeには、子供向けのコンテンツが非常に多く、子供たちにとっても非常に魅力的なプラットフォームです。
YouTubeは、子供〜10代のエンタメ欲求を満たすメインのプラットフォームであり、多くの子供たちは、1日のうちの3時間以上をYouTubeに使っています。
- 75%の子供たちがCMよりもYouTubeを信頼している
- 10代への影響力は1位が友達、2位がインフルエンサー
- 85%が子供を関与させることで売上が上がる
このような事例が国内外ででているので、ぜひ子供向けのプロモーションはYouTubeで行っていきましょう。