グロスとネットの意味は広告・マーケティング業界で必ず理解する!

【広告用語】グロス・ネットの意味を必ず理解しよう!

グロス●●万円で出して!ネットいくらで仕切って!など、広告やマーケティング業界を中心に、多くの業界でこの専門用語が使われています。新人だとわからないですよね・・・。

ちなみに広告・マーケティング業界でいう「グロス」とはお客様に提示する売上金額のことで、「ネット」は仕入れ(原価)の金額です。「グロス」から「ネット」を引いたものが「マージン」になります。

この記事では広告やマーケティング業界初心者の方向けに、業界で必ず理解しておかなければいけないグロスとネットとの意味や、計算方法、広告に出稿する場合の事例をご紹介します。

練馬聡一
練馬聡一
ほとんど広告会社やマーケティング会社が自社内で使う言葉です。一度覚えてしまえばとても簡単です!

グロスとは?

グロスとは、お客様(クライアント)に提示する金額のことです。広告会社からすると「グロス金額」が売上高になります。

練馬聡一
練馬聡一
この広告を行うには「100万円」がかかりますよ!という金額です。

ネットとは?

ネットとは、広告出稿を実施するために発生する金額のことです。広告会社からするとこの「ネット金額」が仕入額になります。

練馬聡一
練馬聡一
広告会社が媒体側に支払う金額、つまり原価のことですね。

マージン(利益)とは?

グロス(売上) − ネット(原価)= マージン(利益)

実行した広告のグロスが100万円で、媒体側に支払うネット金額が80万円だったとすると、マージン(利益)は20万円となりますね。

練馬聡一
練馬聡一
売上−原価=利益 つまりマージンのことですね。

グロスとネット言葉の意味

グロスという言葉は「総計」という意味を指し、ネットという言葉は「純量」という意味を指します。

広告やマーケティング業界以外でも使われることも多い言葉ですが、基本的には同じようなことで用いられることが多いです。

練馬聡一
練馬聡一
ここまでは言葉の意味を説明しました。「理解したよ」という方はもう×ボタンを押しても良いです!これより以下はもう少しわかりやすく、各広告やマーケティングの事例を参考に例えていきますね。

広告媒体別の事例は?

それでは広告媒体の事例をもとに、グロスとネット、マージンをご紹介します。

  • テレビCM
  • 新聞広告
  • 雑誌広告
  • インターネット広告(リスティング)

今回は4大マス広告といわれる、上記4つの広告を出稿する場合の金額感をご紹介します。

練馬聡一
練馬聡一
金額は定価金額を基本とした参考価格なのでご参考までにどうぞ!

テレビCM

テレビCMの「スポットCM15秒」の出稿の場合はこのような金額になります。

  • グロス:75万円
  • ネット:63.75万円
  • マージン:11.25万円(15%)

新聞広告

全国紙の「5段広告(1/3ページ)」の出稿の場合は、このような金額になります。

  • グロス:959.5万円
  • ネット:815.5万円
  • マージン:144万円(15%)

雑誌広告

全国展開している雑誌広告、「4C1P(カラーの1ページ)」の純広告出稿の場合はこのようになります。

  • グロス:170万円
  • ネット:136万円
  • マージン:34万円(20%)

インターネット広告

インターネット広告の基本中の基本である、「リスティング広告」の場合はこのような金額になります。

  • グロス:50万円
  • ネット:42.5万円
  • マージン:7.5万円(15%)

⇒リスティング広告とは?いまさら聞けないインターネット集客の基本

練馬聡一
練馬聡一
この計算は簡単ですが、伝えたかったことは手数料(マージン)の料率がどれくらいが基本的なのか?ということをお伝えしたかったのです。

グロスとネット、マージンの計算(応用編)

広告会社では上司からいきなりマージンの指示がきたり、媒体側と交渉をする際に様々なやり取りが発生します。

ここでパッと計算できないとカッコ悪いので、応用編として広告会社や社内のやり取りの事例と計算方法をご紹介します。

おーい!あの雑誌広告のネット240万円だから、マージン20%でクライアントに出しといて!

練馬聡一
練馬聡一
はい! えーと・・・。ネット(原価)が240万円ということは、240万円÷0.8=320万円がグロスになるから、グロス320万円、ネット240万円、マージン80万円(20%)ですね。ではクライアントには320万円で見積つくります!

 

部長
部長
おーい!クライアントの予算が470万円らしいから、うちのマージン15%確保して媒体掲載できるか交渉して!
練馬聡一
練馬聡一
はい!ということはグロスが470万円でマージンが15%だから、470万円(グロス)×0.15(マージン)=70.5万円 これがマージンになるわけだから、ネット399.5万円で掲載できるか媒体に交渉すればいいのか!

 

部長
部長
おーい!原価率75%をキープしつつ、300万円の広告プラン考えたら、マージンいくらになる?
練馬聡一
練馬聡一
はい!グロスが300万円になって原価率75%というと、300万円×0.75(原価率)=225万円がネット金額となるわけだから、グロス300万円−ネット225万円=75万円がマージン(利益)となります!

【まとめ】広告業界の人は必ず理解しよう!

ここまでご覧いただきありがとうございます。

まとめると、広告業界でいう「グロス」とはお客様に提示する金額(売上)で、「ネット」は仕入れ(原価)の金額です。「グロス」から「ネット」を引いたものが「マージン(利益)」になります。

広告会社の人は必ず理解していなければいけない言葉ですが、一度ポイントを理解できれば計算も簡単です。

売上や仕入れ金額の調整しかり、利益が出ないと上司にも怒られてしまうので、グロスとネット意味と計算方法だけは必ず頭に叩きこんでおきましょう。

ありがとうございました!もし興味があれば「雑誌運営のWebメディア一覧!UU数やPV数も限定公開」もご覧ください。