ECサイトの構築費用は?費用の仕組みや内訳をECのプロが教えるよ

ECサイトの構築費用は?費用の相場・目安・内訳を解説します

ECサイトを構築する場合は構築費用(コスト)が発生しますが、いったいどれくらいの金額になるのでしょうか?

EC市場は右肩あがりで推移しているため、経営層や上司から「ECサイト作ってみようよ。費用算出してくれない?」といきなり指示されることもよくあります。

ですがECサイトを構築するといっても費用はどれくらいかかるのか?どんな仕組みで費用は発生するのかわからない。という方も多いと思います。

この記事ではそんな方向けに、ECサイトの構築費用から費用の仕組み、ECサイトの構築費用の相場や目安について解説します。

ちなみに右肩上がりのEC市場動向については「国内EC業界の市場動向から見える、未来のeコマース業界の動向とは」こちらで解説しています。

ECサイトを構築するのに費用はいくら?

社長
社長
最近ECサイトとか調子いいらしいじゃん。業務効率化もできて売上もあげれるんじゃない?ECサイト作る費用だしてよ。
練馬聡一
練馬聡一
は、はい!わかりました!・・・(えっ!ECサイトってアマゾンとか楽天みたいなやつだよね?費用はどれくらいで作れるんだ!?)
社長
社長
大丈夫?まぁよろしく
練馬聡一
練馬聡一
任せてください!(おいおい、大丈夫か?費用っていってもどんな仕組みなんだ!?)

わかりづらい吹き出しでしたが、そんなお困りの方向けにお伝えします。笑

ECサイト構築費用の仕組み

まずはECサイト構築費用の仕組み(内訳)を説明します。

ECサイトの構築費用 = ①システム費用 + ②デザイン制作費用

ECサイト構築費用というのは基本的に「①システム費用」「②デザイン費用」を合わせた費用で成り立っています。

本来ECサイトを運営するにあたっては、物流倉庫・顧客対応(コールセンターなど)・商品撮影などの費用はかかるのですが、ここでは「ECサイト構築」にフォーカスした費用感を説明します。

①システム構築費用

まずはシステム構築費用についてです。これはECサイトを作るためのどんなプラットフォーム(基盤)を選ぶのか?という話になります。

システム費用というのはECサイトに必要な機能を備えたシステムのことで、メインの機能として「商品を登録管理する機能」「会員を管理したりする機能」「注文をするカート機能、注文管理の機能」などを備えています。

まずはその機能を備えたECシステムの基盤をどれにするか?ということを選ぶことから始まります。

  1. ASPカートシステム
  2. オープンソース
  3. クラウドECシステム
  4. ECパッケージシステム

ECシステムのプラットフォーム(基盤)としては大きく分けて4つあり、上記のどのプラットフォーム(基盤)にECサイトを構築していくのか?ということをまずは選び必要があります。

各プラットフォームの導入費用の目安

それではその4つのプラットフォームの初期費用と月額費用の目安を紹介します。

①ASPカートシステム 初期費用:〜10万円 月額費用:〜10万円
ASPカートシステムでECサイト構築、7つのメリットをご紹介

②オープンソース 初期費用:0円 月額費用:0円
⇒EC-CUBE(オープンソース)でECサイト構築はアリなのか?

③クラウドECシステム 初期費用:300万円〜 月額費用:10万円〜
⇒EC構築 ASP・クラウド・パッケージの違いをかなり詳しく説明

④ECパッケージシステム 初期費用:500万円〜 月額費用:10万円〜
⇒ECパッケージでECサイト構築、7つのメリットをご紹介

練馬聡一
練馬聡一
ASPカート安っ!ASPカートでいいじゃん!

と思った方も多いのではないでしょうか?会社としても初めて自社のECビジネスを行う場合はASPカートでもよいかもしれませんね。

ASPカートはカスタマイズはできないですがECサイトを運営する際の基本機能は充実していますし、自動的にバージョンアップもかかりますので、まずはECサイトを立ち上げてみよう!というスモールスタートで始める企業は良いと思います。

基幹システムとの自動連携や、独自機能を備えたECサイトを構築したいという場合は、②オープンソース、③クラウドEC、④ECパッケージを選ぶと良いですが、費用がASPとくらべて非常に高額になるので注意が必要です。

練馬聡一
練馬聡一
費用の下のリンクで各プラットフォームの特性を書いているので、ぜひご覧ください。

②デザイン費用

続きましてはデザイン費用について解説します。

①システム構築で選択したしたECシステムを家に例えると、基礎工事と壁くらいが出来上がったイメージです。それだけだと住む(販売する)ことはできますが、壁紙を貼ったり床を作ったり、キッチンを作ったりしないと生活できないですよね?

練馬聡一
練馬聡一
ECサイトもお客様(ユーザー)が買ってくれるように内装のデザインをしないといけないわけですね。

絶対的にどこでも売っていない商品を販売していないECサイトであればデザインなんて関係ないかもしれませんが、なかなかそんな商品ないので、お客様が気持ちよく買いやすいデザインにしていく必要があります。

上記で説明した3つのECサイト構築システムにはCMS機能(コンテンツマネジメントシステム)というECサイトをデザインする機能は①ASPカート、②オープンソース、③クラウドEC、④ECパッケージでも標準機能としては持っています。

なので自分たちでもHTMLやCSSなどのWebデザインができるのであれば、ECサイトのデザインをすることも可能です。

ですがECサイトというのはプラットフォーム(基盤)によってECに必要な機能があるため、機能にあてるデザイン仕様が異なるので、ECサイトのデザインを専門的に行なっているようなWebデザイン会社にお願いするのが良いと思います。

デザイン費用の相場はどれくらい?

ECサイトのデザイン費用の相場ですが、これはデザイン会社によっても様々です。

練馬聡一
練馬聡一
そんな中途半端なこと言うなよ!ざっくりでも良いから教えてよ!

ではざっくりで良ければお伝えします。デザイン会社にもよりますが、ざっくり100万円〜200万円〜300万円といったところだと思います。

練馬聡一
練馬聡一
ざっくりすぎるだろ!じゃあそのデザインってのはどんな内訳になってるの?

ECサイトデザインの費用の内訳

ECサイトのデザインのステップとして、以下の4つのステップがあります。

  1. ECサイトのコンセプト、ワイヤーフレーム(枠組み)などを決める
  2. ECサイトのページのデザイン
  3. コーディング
  4. ECシステムの適応費用

それではこのステップでかかる費用を詳しく解説します。

ECサイトデザインの内訳

①ECサイトのコンセプト、ワイヤーフレーム(枠組み)などを決める
費用:50万円くらい

②ECサイトのページのデザイン
・TOPページ
・カテゴリーページ
・商品ページ
・インフォメーションなどのその他のページ
費用:PCとスマホで70万円くらい

③コーディング
費用:60万円くらい(②の費用の気持ち安いイメージ)

④ECシステムの適応費用
費用:50万円くらい(ECシステムにもよる)

練馬聡一
練馬聡一
デザインを依頼する会社にもよりますが、おおよそ100万円〜200万円くらいでしょうか。

ECサイト構築費用の目安まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。

この記事をまとめるとECサイト構築の費用は、このようになります。

①システム費用+②デザイン費用 =ECサイト構築の費用

もちろんシステム費用は上記で説明したECプラットフォーム(基盤)の①〜④をどれを選ぶのか?ということでも全然変わってきますが、デザイン費用に関してはどのECプラットフォームを選んでも費用が大きく変わることはありません。

仮にデザイン費用が200万円だとすると、こんな感じの費用感になります。

  1. ASPカート 初期費用:210万円 月額費用:〜10万円
  2. オープンソース 初期費用:0円 月額費用:様々
  3. クラウドEC 初期費用:500万円 月額費用:10万円〜
  4. ECパッケージ 初期費用:700万円 月額費用:10万円〜

こうなると初期費用がかなり違ってきます。

なので費用や予算を優先して考えてしまう気持ちもわかりますが、①〜④で出来ることも違ってくるので、今後のEC事業の展開を見据えて長期的に売上・費用対効果を高められるECシステムを選びましょう。

練馬聡一
練馬聡一
ECプラットフォームについては、この記事でも詳しく解説しています!

⇒EC構築 ASP・クラウド・パッケージの違いをかなり詳しく説明