京東商城(JD.com)とは?中国EC売上No.2!読み方や特徴をご紹介

京東商城(JD.com)とは?中国EC売上No.2!読み方や特徴をご紹介

2019年の世界の小売EC市場は3兆5630億ドルになると予想されており、上位5カ国の売上で世界のEC売上の82%を占めています。その3兆円を超える小売EC市場のなかでも55.8%を占めるのが、中国です。

といっても中国のECサイトは、中国シェアNo.1の「Tmall(天猫)」と、シェア2位の「JD.com(京東)」が売上シェア80%を占めています。

この記事では中国売上シェア2位の京東商城(JD.com)について、読み方や特徴をご紹介します。

中国シェアNo.2 京東商城(JD.com)とは?

中国の小売EC市場のシェアNo.2に君臨するのが、京東商城(JD.com)で、読み方は「ジンドンしょうじょう」です。

京東商城(JD.com)は2004年に「京東多媒体網」というECサイトを設立し、パソコンや周辺機器を販売するECサイトとしてスタートしました。

2年後には携帯電話をはじめ家電製品を販売し、2010年には書籍の販売もスタートし、現在は多くの商品を扱う総合ECサイトとして運営をしています。

2016年には中国の農村部を中心としたドローンによる配送を行うという、先進的な取り組みもしています。

練馬聡一
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ちなみに日本の楽天は京東が開発したドローンの導入を導入していくそうです!

さらに2016年には中国で8億人以上の利用者数を誇る、スマートフォン向けのメッセンジャーアプリ「微信(WeChat)」を運営するテンセントグループの一員となり、EC事業の強化を図る動きを見せています。

京東商城(JD.com)の売上は30兆円超え

2018年の上半期における京東商城(JD.com)の売上高は、日本円にして約16兆5,816億円です。

といっても中国の小売EC市場は売上シェア1位の「天猫(Tmalll)」が上半期で36兆1,600億円となり、1位の「天猫(Tmall)」と2位の「京東商城(JD.com)」で中国小売ECシェアの80%を占めています。

⇒中国EC市場を牽引する天猫(Tmall)とは?読み方や特徴をご紹介

練馬聡一
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すみません。2018年下半期の売上高が発表されたら公開しますね!

ちなみに中国ECサイトの売上ランキングは3位が「拼多多(pinguoduo)」、4位に蘇寧易購(Suning)、5位に唯品会(Vipshop)、国美在線(Gome)、Amazonとなっています。詳しくは「【2019年最新】中国ネット通販、EC売上ランキングTOP10位を発表!」で解説しています。

それでは京東商城(JD.com)のECサイトの特徴を解説していきます。

京東商城(JD.com)のECサイトの特徴は?

中国でシェア80%を誇る天猫(Tmall)と京東商城(JD.com)ですが、ビジネスモデルは全く違います。それでは京東商城(JD.com)はどのような特徴があるのでしょうか?詳しく解説します。

アマゾンのような直販型モデル

京東商城(JD.com)は自社で仕入れた商品を販売するビジネスモデルで、例えると超大型のセレクトショップです。

天猫(Tmall)は日本で言う楽天市場のような形で事業者に出店をさせ、出店料や売上に対する費用をもらうビジネスモデルですが、京東商城(JD.com)は自社で商品を仕入れて消費者に販売する直販型のECサイトです。

流通額を含むECサイトでいえば、中国では天猫がシェアNo.1ですが、直販型のECサイトでは京東商城(JD.com)がシェア50%以上を占めNo.1です。

練馬聡一
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つまりアマゾンのようなビジネスモデルですね。

PC・家電の販売が強み

もともとPCや家電を販売するECサイトからスタートしたということもあり、PCや周辺機器、家電の販売が強いECサイトです。

といっても2016年以降様々な商品を扱い始めたため比率は逆転していますが、家電を買うなら「京東商城(JD.com)」というブランドイメージがついています。

練馬聡一
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今では何でも売っているヨドバシカメラのECサイトも、やはりPCや家電は強いですもんね。そんなブランドイメージがついています。

アフターケアが充実している

京東商城(JD.com)は日本の家電量販店くらい、アフターケアが充実しています。

もともとPCや家電販売からスタートしたということもありメーカーとのつながりも太く、購入して7日以内なら返品可能。さらに15日以内なら品質的なところの返品や修理が無料になっています。

練馬聡一
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さらに返品は家まで取りに来てくれるというサービス付きです!

充実した物流・配送サービス

日本でもアマゾンは全国多くの物流センターを構え、アマゾンダッシュをはじめユーザーに便利な配送サービスを行っていますが、京東商城(JD.com)も中国国内に約6900箇所の物流センターを構えており、8万人以上の配達員による配送を行っています。

このような充実した物流・配送サービスを行うことにより、広い中国内でも当日配送などのスピード感の高い配送サービスを実現しています。

さらに冒頭でも説明したような、ドローンを使った配送や無人の物流倉庫など、先進的な投資も行っています。

練馬聡一
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広すぎる中国ユーザーに対しても、充実した物流・配送サービスを実現できているわけですね。

越境ECが可能な京東全球購(JD Worldwide)

海外EC市場&国別売上ランキング」で紹介しているように、中国の小売EC市場は1兆9,894億ドルに達し、世界の小売EC市場の55.8%を占めています。

中国では日本企業の商品も人気が高いので、日本企業も「中国のユーザーに対して商品を販売したい」という考えはあたりまえですよね。

日本から海外ユーザーに対して商品を販売・配送する「越境EC」ですが、中国ユーザーに越境ECで商品を販売していくには、大規模なIP制限をはじめ、何かと障壁が多いのが現状です。

そんな企業に対して京東は、2015年に越境ECサイトである「京東全球購」(JD Worldwide)をオープンしました。

これは中国以外の海外企業の商品を扱うECサイトで、日本国内の企業も「京東全球購」(JD Worldwide)を利用して中国ユーザーに自社商品を販売しています。

練馬聡一
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ちなみに天猫(Tmall)も越境ECサイトである、天猫国際(Tmall Global)を2014年にオープンしています。

京東全球購(JD Worldwide)の売れ筋商品

この越境ECサイトはの売れ筋商品は、オムツなどのベビー用品が約25%、PC・家電も25%、化粧品が23%となっています。

ライバルである天猫国際(Tmall Global)は化粧品、ベビー洋品で80%を占めていますが、京東全球購(JD Worldwide)はもともと強いPC・家電でもシェアをとっているイメージです。

ちなみに国別の売上ランキングでは、1位:日本、2位:アメリカ、3位:オーストラリアとなっており、国別では日本の売上高が1位にランクインしています。

練馬聡一
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日本の商品は非常に中国ユーザーからも安心感があり、非常に人気が高いです!

日本の商材を扱う「日本館」を展開

そんな日本企業の商品が人気ということもあり、京東全球購では日本企業の商品を専門に扱う「日本館」を2015年にオープンしました。

  • DHC
  • アカチャンホンポ
  • オムロン
  • ソニー
  • タイガー
  • カシオ
  • カルビー
  • キヤノン
  • コーセー
  • 日立
  • ユニ・チャーム・・・etc

このような日本でも有名企業や有名ブランド、大手企業が出品をし人気を博しています。ちなみに日本国内のECサイトの売上ランキングは「大手ECサイト・ネット通販売上高ランキングTOP100を発表!」で紹介しています。

練馬聡一
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日本でも人気のブランドや商品ですからね。そりゃ中国でも人気のはず!

大手町に購買センターを完備

京東集団(JD.com)は、日本企業の商品の仕入れ・販売を円滑にするため、大手町に購買センターを完備しています。

さらに同社が出資している株式会社フランクジャパンという会社が、商品の調達から国際物流、カスタマーサービスをはじめ、中国への越境EC事業を支援しています。

練馬聡一
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日本企業の商品仕入れを本格的に行っています!

京東商城(JD.com)まとめ

ここまでご覧いただきありがとうございます。

中国の小売EC市場のシェアNo.2に君臨するのが、京東商城(JD.com)で、読み方は「ジンドンしょうじょう」と読みます。

2004年に「京東多媒体網」というECサイトを設立し、パソコンや周辺機器を販売するECサイトとしてスタートしました。2年後には携帯電話をはじめ家電製品を販売し、2010年には書籍の販売もスタートし、現在は中国小売ECシェア2位となっています。

アマゾンのような直販型のビジネスモデルを展開し、直販サイトの流通総額では中国シェアNo.1になります。

京東商城(JD.com)は日本企業の商品も人気があり、「日本館」という日本企業の商品を専門的に扱うECサイトも展開しています。

ぜひこれから越境ECを検討している場合は、ぜひこの京東全球購(JD Worldwide)への出品も検討してみましょう!