ECサイトはSEOにそもそも弱い。でも強いサイトがやってる対策とは?

ECサイトはSEOにそもそも弱い。でも強いサイトがやってる対策とは?

「ECサイトのSEOを強くしたい!」というEC担当者さんは多いと思います。

SEOに強いECサイトを作れれば、自然検索からの訪問数の増加につながり、結果的に売上アップが可能になります。

国内でも売れているECサイトはとあるSEO対策を行っていますが、具体的にどのように行っているのでしょうか?

そもそもECサイトというものはSEO的に弱い構造になっており、記事コンテンツを作っていくSEO対策、つまり「コンテンツSEO対策」を行っていくしかありません。

この記事では、ECサイトの効果的なSEO対策の方法や成功のポイントをご紹介します。

課題解決する記事コンテンツを掲載する

結論からいうとECサイトのSEO対策というのは、

課題解決する記事コンテンツを掲載する
この施策しかありません。
ECサイト内に記事コンテンツを掲載してSEO対策を行っていく方法を、「コンテンツマーケティング」「コンテンツSEO」といい、Googleのアルゴリズムが変わった現在ではこの方法しかありません。
たとえば紳士服のスーツを扱っているECサイトであれば、ECサイトでスーツやシャツ、ネクタイや革靴を販売していると思います。
なので商品を探している潜在層、顕在層ユーザーの「検索キーワード」に対して、その課題を解決する記事コンテンツを用意していくわけです。
たとえば、そのうちスーツを買わないとな~という潜在層ユーザーは、
  • 「スーツ トレンド」
  • 「スーツ 流行り」

このような情報収集系の検索キーワードでコンテンツを探し始めますし、具体的に購入を検討し始めた顕在層ユーザーに関しては、

  • 「スーツ ネイビー 通販 30000円以内」
  • 「シャツ 5000円以内 おすすめ」

このようなキーワードで検索します。

このような潜在層向けや顕在層向けにこのキーワードの課題解決ができる記事コンテンツを作成し、検索エンジンで上位表示させることでECサイトに集客し、売上アップを目指すことがECサイトのコンテンツマーケティングです。

ちなみに潜在層や顕在層の意味に関しては「潜在層と顕在層とは?これを理解してマーケティングや営業に活かそう」で解説しています。

それでは具体的なコンテンツ作成の方法の前に、ECサイトがSEOに弱い理由を解説します。

練馬聡一
練馬聡一
残念ながらしっかり対策を行わないと、ほぼECサイトへの流入はなくなってしまいます。泣

ECサイトがSEOに弱い理由

ECサイトというのは、近年のGoogleのアルゴリズム変更によってSEOに非常に弱くなっています。

そもそもECサイトの集客方法は、

  • 自然検索からの集客
  • インターネット広告からの集客

基本的にはこの2つの方法があります。

インターネット広告はクリックされたり商品が買われたりするとそれなりに費用が発生するので、「自然検索からの集客」を増やし、極力費用をかけずに集客をしたいですよね。

でもECサイトはSEOに弱いです。まずはECサイトがSEOに弱い理由を説明します。

サイト構造上キーワードを拾いにくい

ECサイトの基本的なサイト構造は、この4つになっています。

  • トップページ
  • カテゴリーページ
  • 商品ページ
  • カートページ

このサイト構造だと商品情報は多く掲載されますが、検索キーワードに対する課題解決の記事コンテンツの掲載ができません。

商品ページに商品情報を多く掲載したところで、サイト全体の評価として課題解決をしてくれるサイトという評価がされなくなってしまいます。

なので潜在層〜顕在層ユーザーが検索しそうなキーワードに対する、課題解決する記事コンテンツを掲載し、検索キーワードに対してヒットさせていきましょう。

ショッピング広告に誘致されぎみ

最も顕在的なキーワード、つまり購入されやすいキーワードは「商標キーワード +a」です。

紳士服スーツのECサイトであれば、

  • AOKI スーツ 通販
  • スーツカンパニー 通販

などが挙げられます。

このような商品名やブランドと掛け合わせた商標キーワードは、別名指名キーワードともいわれており、購入意欲の高い顕在層ユーザーの可能性が高いです。

ですがこのような商標キーワードは、アマゾンや楽天、アフィリエイターも競合となり、競合他社もこのようなキーワードでリスティング広告を出稿している可能性が高いです。

ですからコンテンツSEOによる上位表示ができたとしても、ユーザーが広告をクリックする可能性も高く、SEO対策が難しいという懸念があります。

ちなみにリスティング広告については「リスティング広告とは?いまさら聞けないインターネット集客の基本」で解説しています。

コンテンツSEO実施方法

上記で説明したとおり、ECサイトはそもそもSEOに弱いです。

でも現代のSEO対策としてコンテンツSEOを行うしか対策方法がないということも現状あるので、ぜひこのコンテンツSEO、つまりコンテンツマーケティングを実施して、ECサイトに集客をしていきましょう。

それではコンテンツSEO対策の方法を解説していきます。

コンテンツSEOページの構築方法

それでは具体的にコンテンツSEOの構築方法を解説します。

まずは記事コンテンツをどのドメインに構築していくかを検討します。

  1. 別ドメイン型
  2. サブドメイン型
  3. サブディレクトリ型

構築方法は上記の3つの構築方法があります。その3つの方法を解説します。

https://nerimarketing.net

練馬聡一
練馬聡一
このサイトのドメイン(URL)をECサイトに例えて解説しますね。

別ドメイン型

別ドメイン型の構築方法は、ECサイトとは別のURLで、記事コンテンツサイトを構築する方法です。

  • https://nerimarketing-media.net(記事コンテンツサイト)
  • https://nerimarketing.net(ECサイト)

このように全く別のドメインで記事コンテンツサイトを構築し、各ページのURLからECサイトにリンクで飛ばしていく方法です。

練馬聡一
練馬聡一
自分たちで行う自演アフィリエイトのような形ですね。

サブドメイン型

サブドメイン型は、ECサイトのURLにサブドメイン型で記事コンテンツサイトを構築する方法です。

  • https://shop.nerimarketing.net(ECサイトの別室)

サブドメインとは別室のようなイメージで、同じドメインの別テーマを扱うようなサイトで使用します。SEO的にいうと一応別サイトという認識となるので、相互リンクを張り巡らせてお互いのサイト評価を高めていく方法です。

練馬聡一
練馬聡一
サイト管理はサブドメインだと1つにまとめられるので、運営は簡単です。

サブディレクトリ型

サブディレクトリ型はサブドメインとは少し違い、同ドメインの下の階層に記事コンテンツを構築する方法です。

  • https://nerimarketing.net/shop(ECサイト)

この場合はECサイト自体に課題解決の記事コンテンツが構築されるため、サイト全体の評価が上がりやすいというメリットがあります。

練馬聡一
練馬聡一
個人的にはサブディレクトリ型がおすすめです。

サブディレクトリ型がおすすめ

ECサイトのコンテンツSEOという観点でいうと、最後に説明した「サブディレクトリ型」がおすすめです。

サブディレクトリ型は商品を掲載するECサイトの下に記事コンテンツページを構築する方法であり、ECサイト全体のGoogleからの評価が上がりやすいというメリットがあります。

ですがデメリットとしては、ユーザーが記事コンテンツページに入ってきたときに、ECサイト内で記事コンテンツを閲覧することになるため、ステマ感が強くなってしまうことです。

なので大手企業や信頼性を高めていきたいという企業に関しては、別ドメイン型の記事コンテンツを構築していったほうがよいということもあります。

練馬聡一
練馬聡一
といっても質の高いコンテンツを掲載していけば、ちゃんと買ってくれるユーザーもでてきます!

記事コンテンツの作成方法

続いては、記事コンテンツを作成する方法です。

記事コンテンツを作成する方法は、ブログ機能を使うことで作成がしやすくなります。

作成方法としては、

  1. ECサイトのCMS機能で記事を作成
  2. WordPressなどの別のCMSで作成

このどちらかを選択すればOKです。

ECサイトのCMS機能で記事を作成

もし現行ECサイトのCMS(コンテンツマネジメントシステム)でブログ機能がついている場合は、ECサイトのCMS機能を使って記事を作成していきましょう。

コンテンツ管理も同システム内で作成できるので、管理が非常に楽になります。

WordPressなどの別のCMSで作成

もし現行ECシステムにブログ機能がない場合は、WordPressなどの別のCMSを使って作成しましょう。

WordPressとECシステムを連携させれば、記事コンテンツをWordPressで作成し、同ドメイン内に記事コンテンツを作成することが可能になります。

練馬聡一
練馬聡一
ちなみにこのNeriマーケもWordPressで作成しています。

ECサイトのコンテンツSEO作成のポイント

それでは最後に、ECサイトのコンテンツSEO作成のポイントについてご紹介します。

基本的には潜在層向けのキーワードと、顕在層向けキーワードで記事コンテンツを作成していきます。

潜在層向けキーワード

まずは潜在層向けのキーワードの対策です。

潜在層は課題が明確でなく、ぼんやりと情報収集をしているユーザーが検索しそうなキーワードに対して、記事コンテンツを作成していきます。

キーワードはミドルキーワードを狙う

キーワード を2個掛け合わせたような、ミドルキーワードを狙って記事を作成していきます。

冒頭で説明した紳士服スーツのECサイトに例えると、

  • 「スーツ トレンド」
  • 「スーツ 流行り」

のようなキーワードに対して課題解決ができる記事コンテンツを作成していきます。

このような検索キーワードのユーザーは、顕在層よりも人数が多いですが、購入確率は低くなります。なので自社の商品を紹介しつつも、ユーザーのためになる有益な記事コンテンツを作成することがポイントです。

顕在層向けキーワード

続いて本題の顕在層向けキーワードの対策です。

顕在層向けキーワードは、課題が明確になっているユーザーが検索しそうなキーワードに対して、記事コンテンツを作成していきます。

キーワードはロングテールキーワードを狙う

まず検索キーワードは3個以上のキーワードを掛け合わせた、ロングテールキーワードに対して、課題解決する記事コンテンツを作成します。

  • 「スーツ ネイビー 通販 30000円以内」
  • 「シャツ 5000円以内 おすすめ」

たとえば30000円以内でネイビーのスーツを探していればこのようなキーワードで検索するはずですし、5000円以内のシャツを探しているユーザーはこのようなキーワードで検索するはずです。

掛け合わせたキーワードが多ければ多いほど、購入意欲が強いユーザーなので、記事コンテンツで有益な情報が発信できれば、コンバージョンが期待できます。

ECサイトのコンテンツSEO対策で売上アップを目指そう!

ここまでご覧いただきありがとうございます。

SEOに強いECサイトを作れれば、自然検索からの訪問数の増加につながり、結果的に売上アップが可能になります。

そもそもECサイトというものはSEO的に弱い構造になっており、記事コンテンツを作っていくSEO対策、つまり「コンテンツSEO対策」を行っていくしかありません。

結論からいうとECサイトのSEO対策というのは、この施策しかありません。

課題解決する記事コンテンツを掲載する
ですから自身が商品を購入する際に検索するキーワードや、ぼんやりと情報収集を行う際のキーワードを意識して、ユーザーに対して有益な情報を発信するコンテンツを作成して、ECサイトへの流入および売上アップを目指していきましょう。