スマホ決済アプリ国内ダウンロードランキングTOP10、1位はPayPay

スマホ決済アプリ国内ダウンロードランキングTOP10、1位はPayPay

消費税増税に伴い、政府もキャッシュレスの推進を行っていますが、スマートフォン決済サービスも、大規模なキャンペーンを行ってユーザーを増やしています。

2016年にリリースされたスマホ決済「Origami Pay」もユーザー数が伸び悩み、先月メルカリが運営する「メルペイ」と統合されました。

多くのスマホ決済サービスが展開され、各社大規模なキャンペーンやポイント還元を行いユーザ獲得合戦が行われていますが、2020年1月の決済アプリのダウンロード数が公開され、国内のスマホ決済シェアもほぼ決着がついた形になりました。

この記事では、2020年1月に発表された、スマホ決済アプリの国内ダウンロードランキングTOP10をご紹介します。

世界的に遅れを取っていた日本国内スマホ決済の拡大

日本はキャッシュレス化が遅れており、4年前の日本のキャッシュレス比率は18.4%でした。

4年前でも世界的なキャッシュレス比率は40%〜60%なのですが、日本はまだまだ低いという状況です。

キャッシュレスといえばEC大国である中国(EC市場規模:1兆9,894億)が進んでいるというイメージですが、キャッシュレス比率は60.0%となっていて、それよりもキャッシュレス比率が高いのが、89.1%で韓国(EC市場規模:865.5億ドル)です。

詳しくは「小売店タイプ別のキャッシュレス比率、モバイル決済はどれくらい?」で解説しています。

ですが2019年の増税に伴い、ポイント還元や割引が推進され、日本のキャッシュレス比率は上がってきていて、それによりスマホ決済アプリのダウンロード数も大きく増加しています。

2020年1月の決済アプリのダウンロード数が公開され、国内のスマホ決済シェアもほぼ決着がついた形になったので、本題のスマホ決済アプリの国内ダウンロードランキングTOP10をご紹介します。

関連記事:キャッシュレス・消費者還元事業とは?中学生もわかるように解説

スマホ決済アプリ、国内ダウンロードランキングTOP10

それではAirnow社PrioriDataの2020年1月の調査結果による、日本国内のファイナンスカテゴリーにおける、スマホ決済アプリの国内ダウンロードランキングTOP10をご紹介します。

App Store「ファイナンス」アプリダウンロードランキング

順位 アプリ名 ダウンロード数 前月比
1 PayPay 2,420,106 -5%
2 d払い 452,331 -34%
3 楽天ペイ 242,281 -13%
4 au Pay 190,432 33%
5 楽天カード 169,878 2%
6 Suica 169,226 0%
7 マネーフォワード ME 163,366 207%
8 三菱UFJ銀行 113,436 12%
9 AEON WALLET 106,101 14%
10 LINE家計簿 104,473 28%

Google Play「ファイナンス」アプリダウンロードランキング

順位 アプリ名 ダウンロード数 前月比
1 PayPay 688,489 -23%
2 d払い 351,073 -45%
3 au Pay 175,871 9%
4 楽天ペイ 129,882 -9%
5 マネーフォワード ME 122,221 479%
6 楽天カード 107,244 -27%
7 AEON WALLET 97,664 -21%
8 Google Pay 70,739 -1%
9 楽天銀行 53,539 11%
10 三菱UFJ銀行 43,802 57%

App StoreやGoogle Playの両者で、ダントツの1位にランクインしているのが、ソフトバンクとヤフーにより展開されている、CMでもおなじみのPayPayです。

PayPayは100億円あげちゃうキャンペーンを2回も実施し、購入金額の20%〜40%を還元するキャンペーンを行い多くのユーザーを獲得しています。

今負けじとテレビCMで訴求をしているのが、ドコモのd払いやauが展開するau Payですが、PayPayはそれを大きく引き離しています。

練馬聡一
練馬聡一
正直私は楽天ペイ派だったのですが、先月ダウンロードしてめっちゃ使っています笑 だって還元率が高すぎるんだもん・・。

国内はPayPayが圧倒的シェアを誇る

PayPayはスマホ決済では後発ではありましたが、マーケティングにより圧倒的なシェアを占めていることが勝因です。

1つはマーケティング。後発だったので、知ってもらうために2018年12月に(100億円かけた)キャンペーンを行った。その後、2~5月に100億円キャンペーンを再び行い、ユーザーに利用を促せた。それに伴って、ストアの加盟も増え、それが今も続いていると思っています。

出典:日経ビジネス 躍進するPayPay、社長が「決済」の未来図を語った より

マーケティングといっても、ソフトバンクとヤフーという大きな資金源があるからこそ、このような大規模なマーケティングが行えているわけです。

PayPayのユーザー数増加の勢い

出典;Priori Data October 2018 – January 2020, Japan

100億円あげちゃうキャンペーンとともに、多くのユーザーを獲得していることがわかります。

【2019年】EC・通販業界の重大ニュースTOP10をご紹介」でも紹介しているように、昨年ヤフーとLINEの経営統合により、PayPayとLINE Payの動きも気になるところではありますが、もう他のスマホ決済アプリが巻き返すのは正直難しいところだと思います。

練馬聡一
練馬聡一
正直言って機能とかではなく、還元率が高い決済アプリが勝ちますよね。

今後の還元キャンペーンや各社の取り組みに注目

ここまでご覧いただきありがとうございます。

消費税増税に伴い、政府もキャッシュレスの推進を行っていますが、スマートフォン決済サービスも、大規模なキャンペーンを行ってユーザーを増やしています。

2016年にリリースされたスマホ決済「Origami Pay」もユーザー数が伸び悩み、先月メルカリが運営する「メルペイ」と統合されましたが、各社大規模なキャンペーンやポイント還元を行いユーザ獲得合戦が行われています。

2020年1月の決済アプリのダウンロード数が公開され、国内のスマホ決済シェアもPayPayの一人勝ちということで、ほぼ決着がついた形になりました。

まだこれから後発の決済アプリが出てくるのかは楽しみなところですが、小売企業もキャッシュレスを推進して、お客様のニーズに答えていきましょう。