インスタグラムのいいね!非表示で売上アップする3つの理由

インスタグラムのいいね!非表示で売上アップする3つの理由

7月からテストで実施しているインスタグラム投稿のいいね数の非表示ですが、ついにすべてのユーザーのいいね数が非表示となりました。

ですがマーケティングやECをはじめとしたソーシャルコマースの観点からすると、このいいね数が非表示になることにより、商品購入に結びつきやすくなったといわれています。

この記事ではアメリカの調査結果をもとに、インスタグラムの「いいね」が非表示になると売上が上がる3つの理由をご紹介します。

インスタグラムの「いいね」が非表示になった理由

少し前からインスタグラムの「いいね!」が非表示になっていることに気がついた方も多いと思います。

これは2019年7月からアメリカのユーザーの投稿からテスト的に非表示にしていき、今ではアメリカを始めとした以下の国々での「いいね!」が非表示になっています。

  • アメリカ
  • カナダ
  • ブラジル
  • アイルランド
  • イタリア
  • オーストラリア
  • ニュージーランド
  • 日本

インスタグラム社は、テストということで非表示にしていますが、このテスト結果はまだ公表されていません。

練馬聡一
練馬聡一
なので今後も非表示のままなのか?また表示されるのかはまだわかりません。

ですがインフルエンサーとしては、この「いいね数」非表示に関して反対の意見が多いです。

というのも今までマーケティングにおいて、スポンサー企業からインフルエンサーに求められていたことは、

  • フォロワー数
  • エンゲージメント数(いいね!やコメントの数)

インフルエンサーにおいては、自身のブランディングのためにもこのいいね数は必要不可欠な指標だったからです。

ですがインスタグラムのCEOであるAdam Mosseriは、そもそも「いいね!」を非表示にする目的として、ユーザーのデジタルウェルビーイングを考慮した、精神的健康の改善のためと発表されています。

ちなみにデジタルウェルビーイングに関しては「デジタルウェルビーイングとは?IT企業が推進する理由とは」で解説しています。

練馬聡一
練馬聡一
評価を気にしてると精神的に良くないから、健康的にインスタを楽しんでくれ!ってことですね。

「いいね」非表示で売上が上がる3つの理由

このインスタグラムの投稿の「いいね!」数の非表示により、スポンサー企業のソーシャルコマースやECにおいては、売上が上がると言われています。

  1. 売上に寄与するインフルエンサーが明確になる
  2. 真のKPI設定が可能になる
  3. 新機能を使うことにより売上が促進

その理由は上記の3つです。それでは詳しくご紹介していきます。

売上に寄与するインフルエンサーが明確になる

いままで国内でもインフルエンサーの投稿による「いいね数」が、マーケティングやPR目線での指標とされていました。

アメリカの有名企業のマーケティング責任者は、やっとこの指標から脱却できると思っているわけです。

「いいね数」が多いからといって売上に寄与しているわけではありません。

インフルエンサーマーケティングの費用はいくら払えばいいの?」で紹介しているように、実際売上に寄与する傾向が高いのは、有名人やタレントではなく、フォロワー数千人くらいのマイクロインフルエンサーです。

この「いいね数」をインフルエンサーマーケティングの指標にしないことにより、信頼できるインフルエンサーをパートナーとしてお取り組みができるということです。

練馬聡一
練馬聡一
日本国内でも、費用対効果が高いのはフォロワーに友達が含まれるマイクロインフルエンサーですもんね。

真のKPI設定が可能になる

上記で説明したように「いいね!」数を気にしなくなると、しっかりとした真のKPI設定が可能になります。たとえば、

  • エンゲージメント
  • インプレッション
  • ダウンロード
  • クリック
  • 保存
  • その他の指標

このような指標がKPIとして設定されます。

技術プラットフォームInfluentialのRyan Detertは、このように発言しています。

We’re seeing that high amounts of likes don’t necessarily have high attention metrics, because people are auto-liking and keep on going,” said Detert. “The correlation between likes and attention is not there, and the correlation between likes and sales isn’t there, either.
(多くのいいね!が必ずしも注目度の高い指標ではないことがわかりました。いいね!と注意の相関関係もなく、いいね!と売上の相関関係もありません)

さらにコメントやいいね!の数よりも、動画投稿の視聴率や、音声付きで視聴されたのか?などの指標が重要だと述べています。

このようにいいね!ではない売上につながる明確なKPIを設定していきましょう。

練馬聡一
練馬聡一
確かにいいね!が先行してしまうと正しい分析ができなくなってしまいますよね。

新機能を使うことにより売上が促進

日本での実装はまだですが、アメリカではクローズドβ版ととして、インスタグラムのチェックアウト機能が実装されています。

これは国内でも実装されている、ECサイトへ遷移させる「ショッピング機能」ではなく、ECサイトに遷移させずに投稿内で支払いまで完結させる機能です。

現在アメリカでもまだ商品データフィードが完全ではなく、使い勝手はよくありませんが、近いうちに日本国内でも実装されると思います。

この新機能を使うことによりソーシャルコマースが促進されるでしょう。

練馬聡一
練馬聡一
この新機能はECサイトへ遷移させずに購入が可能になるという恐ろしい機能ですね。笑

マーケターは本格的に購入につなげることを考えよう

ここまでご覧いただきありがとうございます。

7月からテストで実施しているインスタグラム投稿のいいね数の非表示ですが、ついにすべてのユーザーのいいね数が非表示となりました。

ですがマーケティングやECをはじめとしたソーシャルコマースの観点からすると、このいいね数が非表示になることにより、商品購入に結びつきやすくなったといわれています。

このインスタグラムの投稿の「いいね!」数の非表示により、スポンサー企業のソーシャルコマースやECにおいては、売上が上がると言われています。

  1. 売上に寄与するインフルエンサーが明確になる
  2. 真のKPI設定が可能になる
  3. 新機能を使うことにより売上が促進

このような理由により売上が促進されると予測されています。

ぜひEC担当者やマーケティング担当者は、インフルエンサーを活用したマーケティングにおいても、売上につなげる施策を行っていきましょう。

関連記事:インスタグラムで稼いだ有名人ランキング、1位はクリスティアーノ・ロナウド