越境EC

世界の越境EC市場や国内の越境EC市場をご紹介

越境ECとは、名前の通り国境を越えてEC(通信販売)をしていくことです。

最近は「越境EC」という言葉もよく聞くようになり、調子もよいという話を聞くので、ECを行なっている会社の上司からも「越境ECってどうなの?」と聞かれるEC担当者様も多いのではないのでしょうか。この記事では「どうって言われてもね・・」という方向けに越境EC市場について解説します。

世界各国の越境EC市場(BtoC)

世界の各国別BtoC EC市場規模成長率(2016年)
※単位:US億ドル

①中国 9276億ドル
②アメリカ 3983.5億ドル
③英国 1060.8億ドル
④日本 774.1億ドル 
⑤ドイツ 576.5億ドル
⑥韓国 456.3億ドル
⑦フランス 385.5億ドル
⑧カナダ 266.2億ドル
⑨オーストラリア 183.4億ドル
⑩インド 160.2億ドル

出典:eMarketer,,Dec2016より

億ドルと言われてもピンとこないので、1ドル=106円の日本円にすると、中国で約99兆円、日本のECで8.2兆円となりますね。計算あってるかな笑

基本的にECで商品を買う文化がなければ、越境ECなんかで買ってくれるわけはないので、越境ECのターゲットとしてはトップ2の「中国」「アメリカ」は外せない存在になっています。

なので自社で越境ECを始めるのであれば、その2国を最初の目標としましょう。

日本の越境ECの市場はどれくらいなの??

中国とアメリカがECで買いやすいということはわかったけど、今の日本の越境ECどの国が多いのよ?という質門ですよね?笑

日本の越境ECの市場規模は2396億円

なるほど!2396億円ということは、その7~8割は中国からの売上なのね?じゃあ越境ECやるなら中国だな!と思いますよね。

実はその比率は全然逆で、「アメリカ」経由の売上が2170億円、「中国」経由の売上が226億円となっていて、アメリカへの越境ECの売上が大半なのです。

ですからまず越境ECで市場だけでいうと、日本→アメリカの方がチャンスが多いということになりますね。ですが今後の伸び率でいくと中国への越境ECが期待できそうです。

中国のインターネット普及率は52%

日本のインターネット普及率は83%、アメリカの普及率は89%となっていますが、中国のインターネットの普及率は52%となっており、今後も成長が見込めるからです。ご存知の通り中国は圧倒的な人口:約13.8億人と世界の18%が中国人ということもありますね。

その中でも中国の消費者が海外の商品を越境ECで買っている理由というのも発表されています。ではどんなことが中国からの越境ECの理由なのでしょうか?

中国人消費者が越境ECをする理由

①商品の品質が保証されている(正規品)60.7%
②低価格  58.6%      
③国内で入手できない 52.0%
④好きなブランドである 45.6%
⑤選択肢が多い。豊富な品揃え 42.8%
⑥海外で購入し、リピート購入したい 35.0%

出典:iResearch 2016

というデータもあり、中国人消費者は自国でのコピー商品や海賊版などの商品を嫌がっているという風潮があり、実は日本製品は非常に人気があり、日本で売っているものは品質も良く本物だということが中国でも浸透しているようです。

どんな商品が越境ECで欲しいのか?

①アパレル、靴、アクセサリー 55%
①化粧品 55%
③食品、飲料、アルコール 44%
④コンピューター、タブレット、モバイル機器 36%
⑤旅行 33%
⑥スポーツ、アウトドア用品 29%
⑦家庭用電化製品、家具 29%
⑧おもちゃ、ホビー商品 27%
⑧ベビー用品、子供向け商品 27%
⑩宝石、腕時計 23%
⑩健康関連商品、市販薬、絆創膏 23%

出典:PayPal and Ipsos,”PayPal Cross-Border Consumer Research 2016”

世界中で2億人以上に使われているクレジットカードサービスのPayPalによると、アパレルや化粧品をはじめ人気があるようです。やはり中国国内では国内ブランドより信用性の高い商品が人気があるようです。

2016年〜17年の中国人来日者の「爆買い」と言われたときでも、売れているのはアパレルをはじめ化粧品やベビー用品や日用品、家電などが人気があったので、ECに関わらず、中国人消費者にとって日本の商品は全般的に信頼性の高いものなのでしょう。

とちょっと越境EC市場の話が長くなってしまったので、今日は国外の越境EC市場と中国人消費者のデータのみにして、明日越境ECの構築と運営のポイントを書きたいと思います。

今日はこの辺で寝ます!笑 おやすみなさい!

追加:ちゃんと続き書きました!
⇒越境EC市場と越境EC構築・運営の5つのポイントその②